円覚寺管長さま、副住職さまにお会いして
新潟三越店、6日間でしたが多くの方が来て下さり、後半は1日1200名を超すご来場者数だったそうです。夏休みで、子供連れの若い方も多く、本当に有難うございました。感謝です!!
初日、会場でお会いした方たちのお声、そして感想ノートに書いてくださったメッセージ、何処の会場でもそうですが、私こそ、感動で大きな励みをいただきました。
新潟からの帰り、予定通り14日、北鎌倉へ、本当に感激しました。
帰ったら直ぐにこの感動をブログにと思いながら、孫たちが集合していて、恒例の、夏休み総仕上げの絵、工作等はおばあちゃん担当なもので・・・
不思議なご縁に導かれるように「坐禅する人」を創ることになり、円覚寺派管長の横田南嶺老師さまにお目にかかることになりました。
午前10時の約束で、15分前に少し緊張しながら待っていると、わざわざ、お迎えに来て下さった。気さくな中にも、含蓄あるお言葉でお話しされ、感銘を受けました。
その後で、これからの作品に少しでも役に立てばと、台所のかまどやら、つるべで汲まなくても年中裏山から湧き出る井戸なども見せていただき、国宝の屋根のこう配や軒のそりが美しい舎利殿を、ご案内下さった。
僧堂では今も雲水さんと共に、毎日、坐禅をされ、托鉢、作務もご一緒に行われ、まさに「精一杯生きる」を身を以て実践なさっているのだそうです。
ご著書「祈りの延命十句観音経」等を頂戴して帰る時、お見送り下さった雲水さん、何回、振り返っても深く頭を下げられたままでした。
そして、黄梅院副住職の内田一道さまには、12時半から在家の方に開放されてる禅道場「居士林」でお話を伺いました。
丁寧に教えて下さり、私も10分間だったけど坐禅をさせていただいた。
坐禅という形だけではなく、立ち居振る舞い全てが集約されるという。
単純に人形として表現できるものではないと禅の教えの深さ、そして改めて自分の甘さに気がついた。
こちらでも、管長さまのビデオ、法話集「いろはにほへと」等を頂戴して帰る時、何回、振り向いても内田副住職さまは、深くお辞儀をしたままお見送り下さいました。
この感動を、これから心して形にしなければ…。
そして、この日、もう一つの感動、古民家ミュージアムでの「尾形乾女」さんの話は、次回にして…。