一式飾り
「さんいんキラリ」春号を、奥田英範編集長が持ってきて下さった。
開口一番、「塩見さんが亡くなったんですよ! 三原まで通夜に行ってきました。」
奥田編集長も、まだ信じられないとおっしゃる。
先日の南部町の取材では、体調がお悪くて、日高むつみさんに変わったとお聞きしていた。
創刊10周年になるキラリ、ライターとして創刊当時から関わってこられ、私が取材でお会いしたのは2回だけど、塩見佐恵子さんの名を知ったのは、小説「津和野」を読んでから・・・。
そして、津和野に行ってみた。
骨髄異形成症候群という病名で白血病の一種だということで、昨夏から病に伏せっていらしたけど、この度の南部町取材を楽しみにしておられたという。
キラリ春号には、塩見さんの最後のエッセー“法勝寺「一式飾り」”が掲載されている。
そこには、キラリ連載の「あなたに会いたくて」を担当するようになって、どうしても取材しておきたかったのが、津和野と法勝寺(南部町)だと記されていた。
ご冥福をお祈りします。
その翌日、塩見さんを偲びながら、法勝寺のさくら祭り、一式飾りを見てきました。
中学生の作品も、なかなかの力作がありました。
皿一式で作ったキリン
皿一式で作ったユニコーン…
帯一式で作った宝船
膳一式で作った軍師官兵衛
スポンサーサイト