ケニアに行った次男家族
次男夫婦が、ジャイカの仕事でケニアに発ってから、1ヶ月は過ぎました。
5歳の男児と1歳の女児を伴って、タジキスタンに3年間いて、昨年はジャイカ本部(東京)、
そして、この度、ケニアのナイロビに、何年いることになるでしょう。
大学生の時、シルクロードを旅したいと一人でリュックサックを背負い、ミニギター1つ持って・・・
敦煌からタクラマカン砂漠を通ってパキスタン、イラン、トルコ、シリア、イスラエル、エジブトからヨーロッパに。
今では紛争が起こり危険で、とても行けそうにない国が多いです。
この旅で息子の人生感が変わったのでしょう、国際貢献に役立つ道を選びました。
2月の誕生日にベイルートの漁港で「今日が僕の成人式だ」と思いながら夕日を見ていた時、現地の漁師さんに声をかけられて、家でご馳走になったということを手紙で知って、”いい旅をしているんだ――”と思ったのも束の間で。
こちらからは連絡しようが無く、どんなに心配していたことか。
帰ったきた時、「どうして行こうと思ったの?」と聞くと、「小さい頃に、お母さんがシルクロードの本をいつもテーブルの上に置いてたでしょう・・・。」
私のせいだったんだ!・・・言葉にならない・・・
当時の私は、シルクロードに興味を持ち、イメージを起こして人形を作っていたのです。
そのきっかけが、NHKの「シルクロード」を見たことからで、驚いたことに、人形展「昭和の家族~きずな」の会場に映されているDVDの撮影に来て下さったカメラマンの方が、NHKのOBの方で、その「シルクロード」を撮りに行かれたということです。
ご縁が、また、繋がりました。
おもしろいものですね、不思議。
こうして人形を作ってきて、多くの出会いがあり、学び感じ、分かりかけてきたこと、何か、根底でつながっているような気がしています。
こんなに離れていても、幸いに今はスカイプで話せるし、様子がよく分かります。
言葉は通じなくても、孫たちに遊ぶ友だちができたようです。