お食い初め
長男に、3番目の孫 はるひが誕生して100日が過ぎ、ささやかですが「お食い初め」のお祝いをしました。
切迫流産しそうでママが入院し、ちょっと早めに生まれてきた はるひ、3ケ月程前は、小ちゃくて抱くのも恐るおそるだったのに、早いものです。
今では、首も座り 声のする方をしっかり見つめ「ウーウー」と相づちをうつような様子
特に、齢の離れた お兄ちゃん、お姉ちゃんの声に よく反応し 笑顔を見せる。
このエンジェルスマイルに、皆が引き込まれ、和み、笑顔の輪ができる。
はるひの笑顔に、アルツハイマーの母でも、思わず笑顔で話しかけている。
これは人の本能だと思う。赤ちゃんの笑顔はそんな力を持っている。
虐待事件が後を絶たない、母性・父性の喪失・・・
今の社会情勢を考えたとき、やはり、昭和にヒントが詰まっていると確信するようになった。
子供たちは、外でのびのびと暗くなるまで思いっきり遊んでいた。
けんかをしたり、仲直りをしつつ友情を育み、地域の大人も優しく、時には厳しく見守った。
失敗や悲しさ、辛さ、挫折等の負の体験も人間として、生長の大きな糧となる。
そうした様々な体験を通して、強く、たくましく、思いやりの心を育み、理屈や知識では得られない“生きる力”が養われるのだと思う。
受精卵という一つの細胞がどんどん分裂を繰り返し、60兆の細胞となり、一人の意思を持つ人間に成長することに神秘さえ感ずる。
命を繋いで生まれてくる子供たち、夢と希望ある明るい未来でありますように・・・。
そんなことを願いながら、昭和の人形を創ってきました。
そして、これからも・・・・・。