森崎道安遺作展~命は命で守るもの~
銃で 正義を守るのか 軍備で 平和を守るのか 核で 国を守るのか
銃で 命を守れるか 軍備で 命は守れるか 核で 命は守れるか
いや 守れはしない それらは命を奪うもの
命は命で 守るもの 命は命で 守るもの
この詩は、重度身体障害者の 森崎道安さんが、50年近く前に書いた詩です。
彼は四肢、体幹、言語の機能に重い障害を持ち、唯一 自分の意志で動く左の足指を使って書いた
油絵、詩、書などの遺作展が、米子市三柳の「西部ろうあ仲間サロン会」で
5月29日まであり、拝見してきました。
36歳で逝去されて、30年の遺作展でした。
お姉さんで 元米子養護学校長の福本まりこさんにお話を伺いました。
彼の姉として生まれてきたことに感謝し、誇りに思っていると
「彼から生きる強さを学んだ。人間とは何か 命とは何かをいつも問われ続けてきた」と
左足の親指とひとさし指に挟んだ筆でここまで表現できるのかと
森崎道安さんの感性、情熱、生きざまに心から感動!
「らん 乱 ラン」
いつも私は ラン ラン ラン
私の夢は 爛 爛 爛
しかし本当は 乱 乱 乱
そして社会も 乱 乱 乱
けれど私の夢は らん らん らん
だから私は RUN RUN RUN
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