あの東日本大震災から10年
2021年3月11日 あの東日本大震災からちょうど10年目になる。
今年もあの大津波の映像がテレビに映し出される。
この日「昭和の家族~きずな」の人形展を宮崎県立博物館で開催中だった。
その後、仙台、八戸など東北で人形展をしたときに、被災された方、大津波でご家族や
家を失ってしまった方、福島の原発事故で各地に避難した方たちから、
「生きていく元気をもらいました」
「明日から頑張っていけそうです」
「温かい優しい気持ちになりました」等と
涙ながらに手を握って下さったことを思い出しました。
そういったお言葉が、創作の原動力となってきました。
そして、山形県米沢市の上杉博物館で(もしかして酒田市だったかも)
お声をかけて下さった方から頂いた切り絵の額があります。
福島原発の近くの町から避難しておられたということで、「私が作ったんです。」と・・・。
一枚の黒紙を切り抜いた繊細で素敵な切り絵です。
毎年3月11日になると思い出します。
こちらでは 月遅れの4月3日にひな祭りをすることが多いのですが、
このたび、卒業の中学3年の孫娘が県外の高校に行くことに決まったので、
3月3日に思いつき、私が作った創作びなを数年振りに飾りました。
20年位前に作ったものです。夕食はちらし寿しにしました。
長男家族5人は庭先に住んでいて、夕食は土、日を除いて私が作っているのですが、
この春は、もう一人大学進学で離れる孫がいて、いっぺんに二人も・・・。
今まで7人分を作っていたのに、寂しくなります。
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