お袈裟の纏い方を教わった
新しい年が明け、アッという間に日が過ぎてしまいました。
玄関に飾った今年の干支、私独自の作り方で30年前に考案した、
粘土を板状に伸ばし切り込みを入れて作った 丑
「鑑真和上」像の袈裟について、纏い方はどうなっているんだろうと光傳寺さん
から送って頂いた写真と見比べながら考えていた時、思い出しました。
昨年1月、加納美術館であった 内藤和美さんのパッチワーク展で展示された「お袈裟」・・・驚いた!
内藤さんもお袈裟を作っておられたとは、それも、安来市の松源寺さんのお袈裟・・・。
そして昨日、安来市出身の 陶芸家河井寛次郎の菩提寺でもある 松源寺さんに行かせて頂いた。
今のご住職のお父上で、佐瀬道淳老師
(静岡県にある徳川家康公ゆかりの曹洞宗禅寺可睡斎の57世斎主)が可睡斎から帰られて、
2月まで松源寺にいらっしゃるということで、有難いことにお袈裟の纏い方を見せて下さった。
このお袈裟は、2011年の可睡斎住職普山式に着用されたそうで、坐禅をする時は
袈裟と同じ生地で作った座具を敷き、たたんだ袈裟を肩にかけてから纏うのだそうです。
今、89歳でいらっしゃるが、顔の色艶よく、お話もいろいろと伺った。
思いがけなく、また、ひとつ素敵なご縁がつながりました。
奥さまとは以前から親しくしていただいてて、美味しい手作りのお菓子とお茶をご馳走になりました。
1週間前に両眼白内障の手術をしたんだけど、残念ながら、あまり調子よくないのです。
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