人形に語らせることができれば
私の工房から見える大山(だいせん)。
工房といっても2階にある、元・娘の部屋をそのまま使用、窓を額縁に、伯耆富士ともいわれる大山の美しい姿がドーンと見える。
それを眺めながら制作できるなんて幸せ―――の筈なのに、ほとんど見てない。
目がいっても、残像として残らない、つい、創るのに夢中、四苦八苦、あれもしなければ、これもしなければ・・・、ああ、忙しい、忙しい、たまには、ゆっくりと見る余裕を持とう。
どんなことでも発想を変え、見方を変えると感謝につながる。「ダメです」「できない」「絶対ムリ」とできるだけ言わないことにした。
自然体で受け止め、ポジティブにやっていくことで、できてしまうことが多い・・・。不思議に、たとえ、辛い、苦しいと感じる時でも、別の角度から考える習慣を持てば乗り越えられる。
支えてくれる家族、友、周りの人たち、この絆は自分の持っている以上の力を発揮できることを、私は知っている。
頑張る気持ちを支え、次の一歩が踏み出せるはず、こんなことも、人形に語らせることができれば・・・。
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