安部朱美創作人形・淀江傘コラボ展 ~ 「温もりの日々」
皆生温泉開発100周年記念展≪安部朱美創作人形・淀江傘コラボ展「温もりの日々」≫
が米子市観光センターで始まりました。
新作《皆生を守る薬師さま、薬師さまを守る皆生の人々》
3ケ月かけてやっと完成、翌日から会場設営、布張り、展示・・・1週間かかりました。
毎日がクタクタ、疲れているのに熟睡できず、展示した会場の様子が走馬灯のように浮かび、
リフレインしてこれで良かったんだろうか?
“隣にアレを持ってきてきたら・・・” 夢の中で自問自答の繰り返し、
結果的に淀江傘さんともうまくマッチして、いいコラボになりました。
前回のブログから約2ケ月、いつの間にかすっかり秋になっていました。
例年だったら、9月末には姿を消す彼岸花は今が盛り、田んぼの稲も刈り取られ、
日射し、風、虫の音、金木犀の香り・・・やっと秋を実感できました。
夢中で取り組んでいた新作《皆生を守る薬師さま、薬師さまを守る皆生の人々》を創りながら、
何もない皆生に、遠大な構想で温泉開発、鉄道、道路など交通網の整備をし、
温泉街を作ってきた先人、
暴風雨波浪で、海岸侵蝕され、温泉タンクや旅館が流されたり、昭和初年の大不況や
戦中戦後の大混乱期など、温泉存亡の危機を切り抜けてきた先人たちのオマージュを込めて、
その歴史を見守ってきた薬師さま・・・。
ということで、70×100cmの板を砂地にして薬師堂と11体を乗せました。
大変だったけど、精根つき果ててクタクタだったけど、
いい展示ができて、喜んでいただいてホッとしています。
安部朱美創作人形・淀江傘コラボ展「温もりの日々」チラシデータ