シェーンブルン宮殿で国際平和美術展
第27回国際平和美術展がオーストリアのウィーンであり、
10月30日~11月4日まで、日本・オーストリア外交樹立
150周年記念ということで行ってきました。
会場はハプスブルク家皇帝一家の夏の離宮で世界文化遺産の
シェーンブルン宮殿内、日本庭園が望める一角でした。
( シェーンブルン宮殿 )
( 展示会場 )
11月1日、オープニングセレモニーがあり、オーストリアからは、
19世紀末に活躍した画家グスタフ・クリムトのお孫さんや、
明治時代に伯爵夫人としてオーストリアに始めて渡った日本女性
クーデンホーフ・カレルギー光子のお孫さんが参列された。
カレルギー光子は、パン・ヨーロッパ運動によりEUの礎を築いた
リヒャルドクーデンホーフ・カレルギー伯爵の母である。
( クリムトのお孫さん)
( 光子カレルギーのお孫さん )
クリムトのお孫さんは、私の作品「フフフ・おかしい」をご覧になり、
「見る人を Happyな笑顔にさせてくれる人形だね」と通訳の方を通して言って下さった。
会場設営・展示を手伝ったウィーン大学の学生さんが
「自分の子どもの時に帰るようだ、心の風景は日本人もオーストリア人も一緒だね」
と会話がはずんだと担当の方が教えて下さった。
新作が間に合わなくて12年前に制作した人形だけど、
これにして良かったかもしれない。
( フフフ・おかしい )
開催記念パーティー会場は、シェーンブルン宮殿敷地内、世界最古の動物園の
中心地に建てられた別棟で、ハプスブルク家の皇帝が動物を眺めながら
朝食を楽しんだとされる、レストラン カイザーパビリオンでした。
( カイザーパビリオン )
ホテルは、アールヌーボォ様式の特徴があり、
客室にも、廊下にもクリムトの絵が飾ってありました。
( エレベータホール )
ホテルから徒歩圏内で観光ポイントが多くあり、自由行動で、
赤坂離宮のモデルといわれる ベルヴェデール宮殿、
800年以上の歴史を誇る ウィーンのシンボル シュテファン寺院、
国立オペラ座など、周辺を歩き回りました。
( ベルヴエデール宮殿 )
( シュテフアン寺院 )
( オペラ座 )
「ウィーンに行ったら、是非、本家本元のケーキ、ザッハー・トルテを食べて!」
と聞いてたのでカフェ・ザッハーに行ってみると、ビックリの長い行列、
少しだけ並んだけど、あきらめて別のカフェに。ちょっと残念!
2日は、食料品市場ナッシュマルクトに、
土曜日にある‟蚤の市”が目当てでしたが、ものすごい人、人、・・・
スリも多いと聞いていたので、ショルダーバックを前でしっかり押さえながら歩きました。
( ナッシュマルクト )
( ナッシュマルクト(蚤の市) )