母校の法中でゲストティーチャー
私の母校、法勝寺中学校でこの10月、ゲストティーチャーとして
2年生2クラスに何かを指導することになりました。
液状にした粘土に、不要になった布、ニット、ひも、糸、枝などを
利用して形を作り、それに花、鳥、動物、人形などを付けてもらう
というものでした。
~自由な発想で図工が苦手な子でも楽しみながら
何かを作り、達成感を感じてもらう~いろいろ
工夫してみる~発想力につながる~
まずは「こんな事もできるよ」という見本を作りました。
2~3ケのつもりが、アレを使ってこんなこともできる、あんなことも
やってみようと次々と浮かんできて、
美術のB先生とも打ち合わせができ、いよいよ始まりました。
初回は話と実演、B先生から、何を使ってどういう物を作りたいか、
用紙に書いてくるよう宿題が出ました。
大まかにでも作りたい物のイメージができないと、何をしていいか、
戸惑って無駄な時間を過ごしてしまうと・・・なるほど!そうですよね。
そして2回、3回と授業を進めていくうちに、私の考えが甘かったことに気付きました。
美術は教室移動があり45分授業のうち後片付けやら・・製作時間は正味20分~30分。
内容が分からないと自由な発想なんてできません。
ドロドロ状態になった布をどう取り扱うか、それが乾くと固くなる。
用意したいろいろな布などから選んで、
やっと作りかけたと思ったら、もう片付けの時間です。
その都度、気付いたこと、上手くできるコツ等を小物を使って
説明したつもりでいても、何しろ1クラス30人に伝えると
いうことは難しい。みんな始めて取り組むことです。
私の認識不足でした。
ヒントは多い方がと、アレもコレも広げ過ぎました。
もっと絞って簡単に作れる物にすれば良かったのかもしれない。
幸い11月に仕上げるつもりでいたフィリピンのキリノ財団に
お渡しする人形が2月に伸びたことで、学校に行ける回数が増
えたのですが、11月文化祭にはとても間に合いません。
中には「ヘェー、そんなこと考えたの」と感心するアイディアの子供たちもいます。
迷った挙句、やっと取り掛かれた子もいます。
それぞれのペースでみんな一生懸命取り組んでいるのですが、
何しろ限られた美術の時間数の中では制限があります。
やっと、おもしろ味が出てきた頃には打ち止めとなります。
B先生にとっても初めてのことです。
大変ご迷惑おかけしたと思いますが、いろいろとフォローして頂き、
学ばさせていただくことが多かったです。
何といっても私の力不足、指導力不足、至らなさを痛感しています。
何とか、最後まで責任を持ちたいと思っています。
〇10月26日(金)~28日(日)
地域応援フェスタ“テゴネット”
米子天満屋 バンケットルーム(4階)
作品6テーマ 出展
〇10月27日(土)~28日(日)
大山町総合文化祭(名和農業者トレーニングセンター)
御幸(神輿行幸)人形展示
ギャラリートーク 28日(日)11:00~11:30