やはり「決めたら風が吹いてきた」
以前 ブログに書いた“決めたら風が吹いてくる”・・・この度も本当にそうでした。
「大山の御幸行列作ります」口に出すたびプレッシャーは大きくのしかかってきた。
絶対創り上げなければ・・・いい加減なことはできない・・・。
これはどうなっているんだろう?、何を使ってどう表現すればいいのか・・・等など。
迷っている時、困っている時、風が吹いてきました。
大きなヒントを頂いたり、助け船もありました。
のぼりや僧衣に使う布を、それぞれに探したり、わざわざ買ってきて下さった方たち。
房の紐の結び方“総角(あげまき)むすび”を調べ教えてくださったり
「そんな小さな傘はとても無理」と言われた、差し掛け傘を無理を通して
作って下さった 淀江傘の山本さん。
皆さんに助けていただいて完成しました。
ありがとうございました。心から感謝です。
完成後、声が出なくなり、身体中がだるく 式典後に寝込んでしまったけど・・・。
それだけ根を詰めやっただけのことはありました。
秋篠宮 眞子さま ご臨席の会場でお話しさせていただき、
6年前、日本橋三越で人形展「昭和の家族~きずな」をご高覧頂いたことが分かりました。
レセプション会場の同じテーブルで隣にいらした方、春日大社(奈良)の宮司さんとお話ししているうちに
「宝鏡寺(京都)の門跡を叔母がしていた時に、人形展を始めたんですよ。」と 宮司さま・・・。
エッー!!、こんなんことってあるんですね
私の大きな転機となったのが、その宝鏡寺人形展50周年記念の人形公募展で、
約1000点のなか、大賞を頂いたことからだった。
61年前に、その皇室ゆかりの人形を公開展示されるようになったご門跡が
宮司のおば様だったとは、これ 又 何というご縁でしょうか。
普通ならお目にかかることもできないお方なのに、翌日の記念式典でもバッタリお会いして、
~もしお会い出来たら~ と持参していた作品集をお渡しできました。