美保館「温もり」展始まる
美保関町 美保館で人形展「温もり」が始まりました。
思っていた以上におもしろい展示となりました。
国登録有形文化財の美保館本館
銘木を複雑に組んだ重厚な数寄屋造りで当時の指物師や大工達の
高度な技術や遊び心を垣間見ることができる建物です。
昭和4年、それまで中庭だった空間をガラス天井のアトリウムロビー
に改築されたそうで、陽が差すとパッと明るくなります。
屋根の上には「唄声は浜辺に響いて」、一階は家族、二階は子どもたちが
遊んでいる、回廊になっている二階からのぞくと一望できます。
青石畳通りから入った玄関にも「たき火」「おもちつき」「いろり端」など・・・。
展示に4日間かかりました。
始めて美保館を見せて頂いた時には、素敵な空間だけど、ここにどれだけ展示
できるんだろうと随分悩みましたが、結局、51テーマも並べてしまいました。
嬉しいことに、加納美術館の神館長が助けてくださり、照明や適切なアドバイス
をして頂いたお陰で、思っていた以上のいい仕上がりとなりました。
神館長に心から感謝です。
美保館だからこそできた展示、是非、多くの方に観ていただきたい。
3月4日(日)、講演の予定です。
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