FC2ブログ

人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

<平和への願い>フィリピンの方たちと

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

「そうだ! 加納美術館に行ってみよう」と思い立ちました。
12月24日まで開催の<出西窯ー70年の歩み>に花等の
小物を2~3点 お貸ししていたこともあって・・・。

入館して間もなく「フィリピンから理数系の先生方が来られて
ちょうど 今 安部さんの人形<平和への願いー赦し難きを赦す>
の紹介をしたところだったんですよ。ちょっとだけ挨拶をしてもらえませんか。」

突然のことだったので戸惑いながら、企画展<加納莞蕾>の部屋に入り、
人形の横で挨拶することになった。

「今朝、ふと 思い立ってこの加納美術館にやってきました。
思いかけず皆さんにお会いできて光栄です。」

英語で通訳されると拍手が沸いた。

そして この人形を創ったいきさつや「日本兵に殺されたキリノ大統領夫人と、
3人の子どもたちが天使になって天国から世界平和を願っているところです。」
涙を拭いている方も数人いらっしゃった。

人形の横で記念撮影。
その後で一人ずつ名刺交換しながら一緒に記念撮影。

2017_11_18_1.jpg

2017_11_18_2.jpg

後で もっとこう言えば良かったと悔むことしきりだったけど、
理事長ご夫妻も喜んでくださった。

このタイミングが少しでもズレていたらこの出会いは無かった・・・。

1年前に 莞蕾の娘さんで名誉館長の佳世子さんが、フィリピンのマニラ日本人学校で講演されたことがあり、
それを聴講した 当時中学2年の石川雅子さんが1年後の今年「伝える」という課題の作文で、

《本当の平和とは何かを考えさせられると共に、
戦争の悲惨さ理不尽さをつくづく感じさせられました。
戦争は人の心を壊すものです。そんな状況下にありながらも日本人を赦したフィリピンという国。
私はこんなに気高く尊い考え方を持つフィリピンの人々を心から尊敬しています。
この出来事を知った私たちには、日本でこの事実を語り継いでいく義務があると思っています。
この出来事を少しでも多くの日本人に知ってもらい、日本とフィリピンがますます友好的な関係になるように、
そして、平和な世界となるようにこの使命を果たさなくてはならないのです。》
 

素晴らしい!!

理事長ご夫妻(佳世子さんご夫妻)から、
「フィリピンのキリノ財団にも、人形 <平和への願いー赦し難きを赦す>
を創ってもらえませんか。」とご依頼を受けていた・・・。

やはり、この人形は作らなきゃ・・・と決意を新たに、でも、今は取り組んで
いる大切な作品があり、来年の5月以降になります。

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://abeakemi.blog.fc2.com/tb.php/123-5150ba75