大国主命の蘇生神話
出雲大社にお参りしてきました。
普通は入れない瑞垣内を案内していただけるということで、
境内は、荒垣、瑞垣、玉垣と三つの垣根で囲まれていて、
国宝の御本殿は瑞垣内の玉垣の中にあり、皇室の方しか入れないということでした。
当日は35度を超す暑い日、男性はスーツにネクタイ、女性はスーツでと・・・。
まず社務所で、宮司の千家さんのお話の中で、意地悪な兄神たちが猪と偽って
山上より転がした焼け岩を抱き止め、命を落とした大國主命を治癒し蘇らせた
キサガイ姫、ウムガイ姫のこと。
そして、60年ぶりに行われた平成の大遷宮で葺き替えられたキムガイ姫と
ウムガイ姫が祀られた社屋根の檜皮を炭にして、島根大学医学部付属病院に寄贈され、
炭は防カビ、防臭、調湿剤になるので3130袋が新病棟病室天井裏に敷き詰められたそうです。
大国主命は皮をむかれて赤裸になった白兎を助けて「医薬の神」
キサガイ姫とウムガイ姫は「治療の看護の神」ということで・・・。
私の故郷南部町には、大国主命が大やけどを負って命を落とし、蘇生したという
神話伝説がある「赤猪岩神社」と「清水井」があり、
その神話を人形にというお話が合った数日後のことでした。
また、又、これもご縁でしょうか?・・・。
(出雲大社本殿 2016年秋撮影)
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