「昭和館」 行ってきました。
“4月中に「昭和館」に来てください。” ということで行ってきました。
九段下駅を出て直ぐ、モダンな楕円形七階建で国立(厚労省所管)の施設です。
戦中戦後(昭和10年頃から昭和30年頃まで)の資料の収集、保存展示が行われ、
学校及び諸団体の行事等で利用できる「貸出キット」もあるそうです。
全館を丁寧に説明、ご案内いただき 恐縮、感動しました。
戦中戦後の国民生活の労苦を次世代に伝えるのが目的で、小、中学校から
社会科学習や修学旅行でも利用が広がっているとのこと・・・。
地球規模での不寛容、不穏な動きが目立ってきた今だからこそ、
これからを担っていく子供たちに大事な学習だと思います。
観られた人に如何に伝えるか、創意工夫をされているということで・・・。
その一つに、表情ある人形でと・・・。
さて、ご期待に添えるように頑張るしかありません。
後で、事務局長さんの話の中で、戦後間もなく靴磨きをしてくれた少年(7歳)の
真摯で丁寧な仕事振りに感激した進駐軍の将校が、後でサンドイッチを渡そうとすると、
少年は「お代はもらいましたからいりません。」
「きれいに磨いてもらったから嬉しかった」と手渡すと少年は、
「家に帰って妹と食べます。」
このことで、その将校の日本人に対する 見方、意識が変わったという話を聞き、
その靴磨きの少年を創ってみたいと思いました。
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