どんなに苦手意識があることでも
久しぶりに虹を見た。
始めは薄く半分位だったけど、次第にくっきりと綺麗なアーチとなって、
見とれているうちに薄くなり消えていった。しまった! 写真に撮ればよかった・・・。
幼い頃に、あの虹の下に行けば、何か幸せなことが起こるかもしれないと、信じてたことを思いだした。
以前、人形教室をしていた時に、生徒さんが、
「先生の家がちょうど虹の下にあって家に光が当たっているように見えてましたよ!」
遠くからは、そう見えたらしい。
当の私たちは日常の忙しさに紛れてアクセク、ドタバタ・・・全てがそんなものです。
10月に入って直ぐ、米子図書館で、1時間半の講演をさせて頂く機会がありました。
そういえば、口ベタだったから人形で自己表現をしてきたような私に、
最初に講演依頼がきたのも図書館(南部町)のオープン記念だった。
どうしても断り切れなくて仕方なく受けたことで、一歩踏み出せたのです。
それがあってから、私には絶対に無理と思ってることでも、
思い切って一歩踏み出すことで前に進め、今までと違う景色が目に入るということに気がつきました。
そんな風に前向きに捉え、後押ししてくれたのが「サムシング・グレートの導き」という本でした。
村上和雄氏(遺伝子学の権威)と渡部靖樹氏共署で、眠っている遺伝子がスイッチオンに
なることで無限の可能性が広がるんだと(それは誰にでも起こり得る)・・・。
人生が変わるような出会いの中には、人ばかりではなく、その本との出会いがあったからこそ
人生のベクトルが方向づけられたという、4冊の本が私にもあったことに気がつきました。
この度の図書館で講演させて頂いたことで・・・。