fc2ブログ

人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
           安部朱美

宝鏡寺に「母ちゃん読んで」小型版を奉納

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

6月13日、宝鏡寺門跡(京都市)に「母ちゃん読んで」の小型版を奉納させていただきました。

3_20230623.jpg
( 宝鏡寺ー御門 )

昨秋、宝鏡寺に参詣した際に、
御門跡 田中恵厚尼が「訪れた方にお話しするのに、小型版でもあれば」と言われ、
制作したのですが、人形作家としての今があるその原点となった宝鏡寺との貴重なご縁に感謝を込めて仕上げました。

4_20230623.jpg

5_20230623.jpg

6_20230623.jpg
( 宝鏡寺ー奉納)

代々皇女が住寺された宝鏡寺、所蔵してあった皇室ゆかりの人形展を創設し、
一度だけの50周年記念公募展を企画された先々代門跡 花山院慈薫尼は
春日大社(奈良)の花山院弘匡宮司の叔母様なのだと。

大山開山1300年祭(2018年)に偶然隣に居合わせ、お聴きして びっくり!!

・上皇さまが譲位の範とされた光格天皇の御生母は鳥取県倉吉市のご出身 
 御所から拝領された 光格天皇勅作による阿弥陀堂にご案内くださり驚く

・鎌倉 円覚寺とのご縁がつながった 2015年(「坐禅」人形制作により)
 無外如大尼の生誕800年に当たるのが今年

そんな不思議な巡り合わせ たくさんのご縁が繋がってこの度の奉納となり
御本尊を御開帳の上 本堂仏前で礼拝してくださいました。
畏れ多くも内陣に入らせていただき 鎌倉時代 無外如大尼(円覚寺開山の無学祖元禅師に帰依)
によって開かれた最高峰の景愛寺の法灯を受け継いで、筆頭の大聖寺に次ぐ宝鏡寺は、格式高い尼門跡寺院だそうです。 

翌日、無外如大尼の生誕800年記念の企画展が相国寺承天閣美術館であり行ってきました。

1_20230623.jpg

2_20230623.jpg
( 相国寺 )

「禅寺に伝わるものがたり」として 如大尼の時代から近世に至るまでの
女性と仏教のかかわりを探る展示となっています。

宝鏡寺門跡の菩提所となった真如寺は 金閣寺、銀閣寺と共に相国寺の山外塔頭だそうです。

スポンサーサイト