寛次郎ゆかりの松源寺でお雛祭り
安来市の松源寺で恒例のお雛祭りがあり、車尾
梅翁寺の倉瀧さんと行ってきました。
二階の大広間いっぱいに、毎年 3月上旬~4月末まで工夫を凝らして展示されます。
ご依頼をいただき、昨年私が制作した立ち雛もありました。
和紙を何枚も重ねて仕上げたものです。
松源氏は、陶工河井寛次郎の菩提寺でした。
京都にお墓を移された跡地に京都の河井寛次郎記念館の庭に置いてある丸石と
同じ大根島の石で記念碑が建っています。
勿論、寛次郎の作品はたくさん所蔵されていて奥様の手作りのお菓子や
素敵な器でおもてなしをいただきながら、一部を拝見させて頂きました。
中期以降の作品には銘を入れなかったけど 初期の作品には銘が入っています。
独特な高台は直系の敏孝さんしか作れないそうです。
90才になられる東堂様は一昨年まで、静岡県にある
家康公ゆかりの名刹 秋葉総本殿可睡斎の57世斎主だった方です。
昨秋、京都五条坂にある「河井寛次郎記念館」を訪ね、
木の温もりが感じられる重厚感ある佇まい
寛次郎が設計し暮らした家
実際使っていた登り窯