智頭町芦津の山あいの清流沿いに作られた
山菜料理処「みたき園」に行ってきました。
寺谷前町長ご夫妻から ご招待いただいて、
広々とした敷地に 茅葺き屋根の古民家や、川沿いには自然を満喫できる座敷など、
10棟ほどの庵が数ヶ所に点在している 癒やし空間。


数羽のチャボが放し飼いにされていて、
敷地の中程には小さな小川があり、小さな水車が回っています。

寺谷氏にご案内いただいて まず驚いたのが、
岩のずっと上から流れ落ちてる滝 約50年前に作られたという「天空の滝」

うっそうとした森を、せせらぎの音、小鳥のさえずり、チャボの鳴き声、

マイナスイオンたっぷりの癒やし空間に変えられた。


たくさんの人がリピーターとして訪れる筈だ!
手作り豆腐、こんにゃく、炊き込みご飯、鹿の燻製、イワナの山椒味噌焼き、
茶碗蒸し、山菜の天ぷら等など・・・素朴だけど味わい深い料理でした。
ミシュランガイドにも載ったそうです。
そもそもは、10年位前に奥様から「人形展は何処に行ったら見られますか」とお電話頂いたことがあった。
そして、先日 智頭町の「いのちね」で 、
長谷川ひろこ監督の映画「いきたひ」上映の時に、寺谷ご夫妻と始めてお逢いしたのです。



「いのちね」の 代表理事 岡野眞規代さんは大阪出身の助産婦さんで、
全国各地で「いのちの無限の可能性」をテーマにお話会を開いておられた。
女性と子どものためのサポートセンターとして、寺谷町長時代に智頭に誘致され、
「生れる・生きる・死ぬ」という、いのちの循環を見守る施設が、近いうちに出来るのだそうです。
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先日、NHK 夕方のニュース「いろどり」で、石谷家住宅の人形展を取り上げていただいた。
最初に 我が家で製作しているところをということで、
髪の毛に、和紙をこよりにして付けるとか、材料の説明などを取材された。
後日、石谷家での撮影の中で、



キャスターの「昭和の人形をどんな想いで作られましたか?」という質問に、
「家族の団らんや、友だち、ご近所、地域との繋がり、絆、そして思いやりの心が、
色濃く残っていた時代でした。子どもたちは外で思いっきり遊び、
時にはけんかもする中で学んだことは多かったと思います。
痛さを知り、手加減を覚え、仲直りのタイミング等、そして、我慢する心も身につけました。

幼少時から、自然の中で五感を使って遊ぶことで、情緒や感性が育ち、生きる力が養われるということです。
でも、昭和を懐かしい、あの時代は良かった、というノスタルジーで作ってきたのではなく、これからなんです。
繋がりが薄れてきたと言われています。これからの時代はどうなっているんでしょうか?
命を繋いで生まれてくる子どもたちに、夢と希望ある明るい未来がありますように、
と願いながら作った人形も展示しています。」
そんなことを言うつもりだったのに、上がってしまい ボソボソと・・・伝わったかな?
編集されて 約9分でした。
銃で 正義を守るのか 軍備で 平和を守るのか 核で 国を守るのか
銃で 命を守れるか 軍備で 命は守れるか 核で 命は守れるか
いや 守れはしない それらは命を奪うもの
命は命で 守るもの 命は命で 守るもの
この詩は、重度身体障害者の 森崎道安さんが、50年近く前に書いた詩です。
彼は四肢、体幹、言語の機能に重い障害を持ち、唯一 自分の意志で動く左の足指を使って書いた
油絵、詩、書などの遺作展が、米子市三柳の「西部ろうあ仲間サロン会」で
5月29日まであり、拝見してきました。
36歳で逝去されて、30年の遺作展でした。
お姉さんで 元米子養護学校長の福本まりこさんにお話を伺いました。
彼の姉として生まれてきたことに感謝し、誇りに思っていると
「彼から生きる強さを学んだ。人間とは何か 命とは何かをいつも問われ続けてきた」と
左足の親指とひとさし指に挟んだ筆でここまで表現できるのかと
森崎道安さんの感性、情熱、生きざまに心から感動!
「らん 乱 ラン」
いつも私は ラン ラン ラン
私の夢は 爛 爛 爛
しかし本当は 乱 乱 乱
そして社会も 乱 乱 乱
けれど私の夢は らん らん らん
だから私は RUN RUN RUN
