人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。
語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。
観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
安部朱美
南部町にある「キナルなんぶ」の人形展示替えに行ってきました。
「もちつき」を「家族～命繋いで」に、
（ 家族～命繋いで ）
この人形は以前、千葉県浦安にあるホテル「舞浜ユーラシア」に展示していた。
白っぽい和紙仕上げの作品で、髪には和紙をこよりにしたものを使っています。
同様の和紙仕上げ「新しい命 誕生」を「カミナリおやじ」に、
（ カミナリおやじ ）
「唄声は浜辺に響いて」を同じ二四の瞳から「記念写真」に、
（ 記念写真 ）
「こたつでカルタ」に替えて「牧 歌」を
（ 牧歌 ）
図書館周辺には「雨だ！」「兄 妹」「風の唄が聴こえる」など
（ 雨だ！ 兄妹 ）
持ち帰ったものは、石谷家の「繋がり」展に出します。
８０テーマ、約２５０体を、石谷家の何処に、どの様に展示するのか、
展示準備は２日間だからイメージがしっかり出来ていないと、間に合わないと焦ってしまう。
照明の代わりに？、雰囲気づくりにとランプを作っていたら、何か、面白く夢中になり過ぎて
悪戦苦闘、それを見た息子が一言「何処に向かおうとしてるのか、わからん？」
（ 灯り ）
千葉県浦安にある ディズニーランド近くの SPA＆HOTEL「舞浜ユーラシア」に行ってきました。
平成３０年から ホテル内に人形展示スペースを造って頂いたので、
年１～２回展示替えに行っていたのですが、コロナ禍で ここ２年間はそのままにしていました。
親子で立ち寄ってじっと見つめておられたりと、宿泊者も増え徐々に元に返ってきていると聴いていました。
智頭 石谷家住宅の「繋がり」展にどうしても出したい作品があって、
私の体調も良くなり、コロナ感染者数も減少傾向・・と思ったら、高止まり。
後になるほど又、増えるかもしれない、 今、行こうと思い立ちました。
ロシアのウクライナ侵攻による多数の難民や犠牲者が出ています。
悲惨な戦況も次々と明らかになってきて世界中が注目、息が詰まる思いです。
その中で、たくさんのこどもたちが犠牲になっています。
この度の展示は、
生き抜くために懸命なまなざしの少年 ２００５年制作の
「生きるーまなざしⅠ」「生きるーまなざしⅡ」「パコダの少年僧」
日帰りで、羽田空港から舞浜を往復連絡バスを使い、肌寒く小雨降る中のとんぼ返りでした。