余りにも突然な、親友の訃報でした。
2ヶ月入院していたけど、やっと退院でき、その後毎週月曜日に通院すると聞いていた。
2回目の通院予定日の翌日、
「今朝、母が旅立ちました。体調が急変して夜からICUに入り頑張っていたのですが、
今朝、息を引き取りました」というメールが娘さんから入ってきた。
エッ! エッー!! ガーン・・・
彼女は数年前にかかった、とあるガンからだった。
克服したのに転移、そして克服。
彼女とは中学からの友人で、器械体操部仲間だった。
私は高校で挫折したけど、彼女はインターハイ、インカレッジでも大活躍し、高校の教師となった。
私は、その時の挫折があったから今があると、後で思えるようになったけど、
人形展も各地で見てくれた。初期の頃「江戸東京博物館」にも来てくれて、ずっと応援してくれた。
本気で、何でも話せる親友だった。
私が乳ガンで抗ガン剤治療するようになったことで、
より、彼女の想いや痛みに寄り添えることができて、良かったと思っていた。
入院中、気持が落ち込んでいた彼女に少しでも元気づけようと、ラインのやり取りをしていた。
そのラインに、入ってきた突然な訃報。
こんなに早く逝ってしまうなんて・・・。
「2月12日 72歳の誕生日、おめでとう」と、
メールしようと思っていた前日の2月11日が、告別式となりました。

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「父が、ガン闘病中なので、治療を頑張れるようにプレゼントしたい。」と
島根県の、3歳児のお母さんからブログ上にメッセージをいただきました。
始めて、南部町「キナルなんぶ」に行かれ、たまたま「ひょっとこ踊り3兄弟」をご覧になって、
3歳の息子さんがひょっとこ顔をよくされるので、惹かれてネット検索して下さったそうです。
結局、息子さんの写真をヒントにひょっとこ姿の人形を作ることにしました。
折しも鑑真和上像は、ほぼ、完成ま近になっていました。
それから暫くして、その方から「父が余命1ヶ月と宣告されました」とのこと・・・
それならば「お父さんに見ていただき、少しでも元気を出してもらえるように
願いながら、できるだけ早く作ってみます」と



そして、出来上がり写真メールを送ったその日に
「受け取りに伺ってもいいですか? その帰りに実家に行って父に渡そうと思います。」
その日は ちょうど日曜日! ご夫婦と息子さん3人で来られた。
お父さんは、余命宣告された翌日、退院され訪問看護を受けながら、
家に帰られてからの方が むしろ 元気そうになられたという。
その夜、「父は大感激で、しきりに喜びを口にしていました。
今日の父はとても調子が良さそうでした」と
人形を前にして、皆さんがひょっとこの手まねをされている写真が送られてきました。
ちょっと無理はしたけど作らせて頂いたかいがありました。
余命宣告されても、それ以上に永く 元気で生きている方は多くおられます。
お父さんが、できるだけ永く ご家族と楽しんで過ごされますように・・・・・