我が家の庭にカボスの木が2本あり、今年は意外と実が多くなった。
まだ、実が青い時から毎日実を絞り、カボス牛乳にして飲んでいます。
ここ数年、骨密度が低下してきたので、牛乳+酢でカルシウムの吸収率が
良くなるとテレビで見たような気がして・・・
今頃のカボスは、よくうれて香りもいいのです。

鑑真和上は、日本の要請を受けて日本への渡航に、5回の失敗で失明、
6回目の命がけの渡航で日本上陸を果たした、唐の高僧です。
日本の仏教界に大きく貢献しただけでなく、唐の文化、知識、薬学なども伝えた中で、
袈裟の作り方も伝えられたということで、ご依頼いただいた酒田市の光傳寺さんは
「お袈裟縫製の会」を立ち上げられ、5年かけて完成されたそうで、その写真も同封してありました。
唐招提寺の鑑真和上像も、袈裟を纏わっていらっしゃるそうで、写真をよく見ると
1200年以上経った今、僅かに色が残っている程度。
写真を見ながら模倣したこの鑑真像に光傳寺さん作成のお袈裟(に似せて)を纏わせるのですが、
当時とは生地の違いからか、纏い方、しわの出方が随分違うのです。
さて、難しい!
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急なお知らせになりますが、
明日11月14日と15日に、BSSラジオからインタビューをうけた内容が放送されます。
よろしければご聴取ください。
BSSラジオ「イトウ ユキコのシニアの扉」
11月14日(土)6:30~7:15
再放送 11月15日(日)10:00~10:45
昭和館巡回特別企画展「くらしにみる昭和の時代 鳥取展」は、11月3日に終了しました。
昭和館からのメールで、期間中10日間で約4800人の方がご来場くださったそうです。
鳥取展では来館者が少ないかもしれない・・と案じていましたが、多くの方が来てくださいました。
観てくださった数名の方から、直接 お電話やお便りもいただき、本当に感謝!!
ありがとうございました。
来年は、島根県だそうです。
さて、今まで中断していた「鑑真和上」に取り掛かっています。畏れ多くも・・・
山形県酒田市のお寺さんとのご縁からですが、
4月以降、新作を制作のため中断していた時も、見える所に置いて、時折目にするうちに徐々に見えてきた。
どこが違うんだろうとずっと気になっていた所が、
口元、まぶた、ほほ、1mm以下の微妙な肉付きで変わってきます。
鑑真和上像の写真数枚を見比べているうちに、今まで見えなかったものが見えてくる気がする。
精神性の深さ、強さ、慈悲、包容力・・・。
とても言葉に尽くせない。
簡単にお引き受けしたものの、自分の能力を遥に超えているもの・・・。
でも、後悔ではない。
これもご縁です。私なりに畏れながら、
本来なら、奈良の唐招提寺に行ってみたいところですが、このコロナ過の第3波では仕方ありません。