「千人針」を作っています
いつの間にか新緑の季節、桜はつつじにバトンタッチ、早くも隣家の白藤が咲いています。
例年のごとく季節は移ってきましたが、新型コロナウィルス感染拡大の終息は見通しがつきません。
小豆島「24の瞳映画村」も5月6日まで休園となりました。
l緊急事態宣言が出て、外出自粛、全国が自宅に巣ごもり状態という異常なこの頃ですが、
私は、以前から大事な用がない限り巣ごもり状態で作品制作に没頭していました。
そして、ブログ更新も忘れてしまうくらい・・・。
「鑑真和上」は、途中の段階だけど、ご依頼いただいた山形県酒田市のお寺さんに
写真メールを送り、一旦休止をお願いしました。
今は、昭和館(厚労省所管)ご依頼の「千人針」を制作中です。
昭和館巡回特別企画展「戦中、戦後のくらし」鳥取展が10月にあり、
「千人針」と「靴磨きの少年」を作ることになったのです。
昭和館は、戦中戦後のくらしを次世代に伝える国立の施設で、
2017年に制作した「青空教室」が6階に常設展示されています。
鑑真和上を制作中は写真を見ながら制作しているのだけど、特に顔は、1ミリ以下の微妙な世界です。
似てきたと思えば遠のき、近づいたと思えば遠のくの連続で、写真を見ているようで見えてない、
でも少しづつ見えてくる、微妙なところが・・・。
今見える所に、造りかけの鑑真和上像を置いているのですが・・・アァ どこか違う!
鑑真和上像にあるはずの慈悲の心と強靭な精神が全くできていない・・・・・。
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