瀬戸内海小豆島 二十四の瞳映画村で人形展「昭和を綴る物語~絆~」が始まりました。
3月28日から5月31日までです。

( 壷井栄文学館 )

( 木造校舎 )

( 松竹座映画館 )
25日から3日間かけて展示をしたのですが、どこの会場でもそこの形状に合わせて、
何を使ってどう展示するのか、前もって図面に書きながら、いろいろと悩むのですが、
映画村の濵本さんが3日間ずっと一緒にいて、小机とか、高さ調節の小物等を準備してくださった。
メイン会場はギャラリーKUROGOで約40テーマ、その他に松竹座映画館、壷井栄文学館、
チリリン屋、キネマの庵、からかさ亭、木造校舎の6会場にも展示して、映画村を巡りながら見て頂くことにした。





( KUROGO メイン会場 )

( キネマの庵 )

( チリリン屋 )

( 村内各所に展示・・巡ってみてね )
海水を引いた小川が流れ、ヒトデ、ナマコ、マダイ、イシダイ等が泳いでいる。
その近くで、こいのぼりが青空に映え、一面に咲いた菜の花の黄色がきれいだった。

( こいのぼり、菜の花 )

( マダイも歓迎 )
全部で62テーマ、240体 なかなか面白い展示となりました。
中学生の頃に、木下恵介監督「二十四の瞳」の映画撮影現場をご覧になっていたという
小豆島ご出身で 鳥取県元教育長 田淵さんからのご縁で、この度の人形展に繋がりました。
※初日にKSB瀬戸内海放送の取材をうけました。
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島根県立古代出雲歴史博物館から「女性三代 機の音」の写真撮影に来られた。
7月10日から9月6日まで、企画展「大地に生きる~しまねの災と幸」展にお貸しすることになり、
図録やパネル、ポスター、チラシ、WEB、テレビ、雑誌など広報媒体に使用されるとのこと・・・。


数年前に、足で大きな糸車を押さえながら廻している、味のあるおばあさんを作りたいと思ったのがきっかけで制作した絣織りに携わる親子です。
本の片隅に載っていた写真が気になって、拡大コピーをしていたおばあさん、
その背景を知ってから作りたいと図書館で調べているうちに、
陽当りと水はけがいい、この弓浜半島で江戸時代から上質の綿が作られ、
その綿から一反の絣を織り上げるまで、どんなに繊細で根気のいる多くの
工程があったことかが分かり、機織りの親子を作ったんですが、
昔の道具類はいろいろと残っていても、
どんな使い方をしたのか分からないことが多いなかで、人形が少しでもお役に立てば、
作ったかいがあり、嬉しいです。
今は、「鑑真和上」に取り組んでいます。
これも不思議なご縁が繋がった一つ、山形県酒田市のお寺さんからのご依頼で・・・。
8世紀半ば、乱れていた仏教界を救うため、日本からの要請に応えて、
危険を顧みず5回の渡航に失敗、
失明しながらも6度目の挑戦で日本に渡った唐の高僧、鑑真和上像を。
畏れ多いことですが・・・。
新型コロナウィルス感染拡大のニュースが相次ぐ中、昨年9月から人形を展示していた、
千葉県にある ‟スパ&ホテル舞浜ユーラシア” に行ってきました。

( スパ&ホテル舞浜ユーラシア )
「女性三代機の音」を、島根県立古代出雲歴史博物館で7月10日からの夏期企画展
「大地に生きる~しまねの災と幸」にお貸しするため図録等への写真撮影に来られるということで・・・。
予定では9日、10日に、鎌倉円覚寺と九段昭和館にも行く予定でしたがキャンセルして、
鳥取県内には新型コロナウィルス感染がまだ無い中で、第一号になりたくないと日帰りしてきました。
ディズニーランドが休園しているので、羽田空港から舞浜までのバスも運休していて、
電車で行ったのだけど京葉線もいつもより乗客は少なかった。
「乾女さん」「便り」「流しびな」を9月まで展示しています。


友人のお嬢さんが仕事の関係でイタリアに滞在中なんだけど、新型コロナウィルス感染者
が急増し大規模な移動制限が発令されて、帰国できるのか、
ご両親は大変心配されていたけれど、何とか帰国の目途がついたとのこと、
一安心ですが早く終息してほしいものです。
マスクと使い捨てゴム手袋も数枚持参して気を付けて行ってきたんだけど、
暫らく、私も自重します。