鳥取県文化功労賞受賞記念祝賀会
2月16日、大変有難いことに鳥取県文化功労賞受賞記念祝賀会を
ANAクラウンプラザホテルでしていただきました。
錚々たる方々12名が発起人となっていただき、150名の方がご出席くださいました。
皆さんがお揃いの中、大西瑞香さん(音楽)と二人で入場、
平井知事をはじめ、ご来賓の御祝辞をステージ上に設えた席で
拝聴するという演出で緊張しました。
山陰歴史館から「大山御幸~御こし行列」の人形と、16日まで米子市美術館に展示していた
「平和への願い~赦し難きを赦す」(加納美術館蔵)もホテルに持ってきて頂いて、
ご披露するということに・・・。
記念スピーチでは、加納佳世子名誉館長に、
モンテンルパ博物館(フィリピン)に常設されるようになった、いきさつ等を話して頂きました。
戦後、フィリピンに収容されていた日本人戦犯105名を、妻子を殺されたにも関わらず特赦を
出して、日本に帰すという苦渋の決断をした、当時のキリノ大統領と除名嘆願活動をした
加納莞蕾さんのことを、御存知ない方が大多数だっただけに、
「赦し難きを赦し、憎しみを愛に変える」これからの子どもたちのために、
少しでも知って頂けて良かったと思います。
祝宴の間に、各テーブルを回ってお礼の挨拶をするつもりだったのに、半分も回り切れず、
皆さんと写真を撮っているうちに、
お帰りになる方に出口でご挨拶するつもりも、中途半端になってしまった。
大変申し訳なく心残りです。
ご出席くださった方々、企画してくださった米子市文化財団の方々に心からお礼申し上げます。