5月18日 テレビ番組「開運なんでも鑑定団」に出演 世界的なおもちゃ
コレクターとしても知られる北原照久さんのギャラリートークがありました。
実は12年前の2007年にお会いしていたんですが、大変、失礼なことをして
ずっと気にかかっていたことがありました。
当時、「横浜人形の家」を北原さんの「トイズプランニング」が指定管理されていて、
私の人形展をさせて頂くことになっていたんですが、その後、全国巡回展の話が
あり昭和の人形を作ることになって、がむしゃらに作って行きゃなきゃ間に合わ
ないという焦りもあって、その時は、御断りの電話をかけただけで、
後でお詫びを送ろうと思いながら、結局、しなかったことが気になっていました。
12年振りに、この度の北原コレクションとのコラボとなったのも、何かの縁・・・。
北原さんは、あれだけご多忙でいらっしゃる方、私のことなど覚えていらっしゃらない
だろうけど・・・、私としては思い切ってお話してけじめをつけようと思っていました。
いざ、お会いして、
「この度、ご一緒に人形展をさせて頂くことになりました安部と申します。
12年前のことですので覚えていらっしゃらないと思いますが、」 と切り出すと、
直ぐに 「覚えてますよ!」 とニコニコしておっしゃったことで、一気に緊張が解けホットした。
その後、時間もなく「ご笑覧いただけたら嬉しいです」と作品集は渡せた。
ギャラリートークが始まり、約250人位のたくさんの人、人、・・・。
その後で人形展の方をゆっくり見て頂いた。


すっかり打ち解けて、いろいろお話しながら・・・。
「作り出して何年?、続けるということは素晴らしい力になるね。」
お帰りになる車をお見送りした後で気が付いた。
一番肝心なことを忘れていた。
ずっと気になっていたお詫びを言っていなかったことに・・・。
今度こそ手紙を書こう・・・。

それに先立ち、5月11日 私のギャラリートーク、展示室いっぱいに
なる位の多くの方が来て下さった。



『こたつでカルタ』
5才から12才の孫たちにカルタを書いてもらいました。
採用するかどうかわからないけどと言っていたんですが、5才の孫が先日見に来まして、
「○○の書いたカルタが無かったよ」と帰ってから言うので、しまった!と思いながら
「どっかにあってでしょ」と言うと、「よく見たけど絶対なかった」
「自分が書いたのはよく覚えているんですね」と話すと
“クスッ、フフフ”と笑い声・・・。
受けた!! それからは これが持ちネタになりました。
ごめんね ○○ちゃん。
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5月1日~3日 金沢に行ってきました。
金沢21世紀美術館で 「創造者たち~平成からその先にある時代の芸術家」
発刊記念展覧会があり、「新しい家族誕生」を出展しました。
(5月1日~6日 「市民ギャラリー B」 )


金沢駅に着くとあいにくの霧雨模様、タクシーで美術館に行く途中「金沢人はこんな雨では
傘はさしませんよ、傘をさして歩いている人は他から来た人ですよ」と運転手さん。
金沢は雲が多くて、戦時中も爆撃されず古い町並みがそのまま残っているのだとか・・・。

( 金沢駅 )
あの名高い 21世紀美術館にということで楽しみにしていました。
2004年にオープンで全国から多くの人が訪れ、入館者数は国内トップクラス
だそうですが、10連休ということであまりにも人が多い・・・。
外見は特に変わった風には見えなかったけど、芝生の敷地中央にあり、
円形で総ガラス張り、街に開かれた公園のような美術館のコンセプト
同時代の美術を世界から収集、金沢の工芸やデザインに刺激を与え活性化し、
新しいものを生み出す土壌を育成するという美術館の方針なのだそうです。

( 金沢21世紀美術館 )
その後、レセプションパーティが「ANAクラウンプラザホテル金沢」であったので、
美術館全館を見ることができず、残念・・・。

後で知ったのですが、1日の入館者数は2万人だったそうです。
米子市美術館で「北原照久コレクション&安部朱美創作人形展」が始まりました。
4月27日、9時半からオープニングセレモニーがあり、
テープカット、あいさつ、たくさんのお客さま・・・・・・
その中に加納美術館の理事長ご夫妻のお姿が、
佳世子さんはいつもの着物姿がお似合いです。
北原照久氏は、ちょうど「お宝鑑定団」のテレビ収録で、これまで欠席なしということで
代理の高橋良児氏がギャラリートークをされ、北原さんは18日(土)にギャラリートーク、講演があります。

そして、わたしのギャラリートークです。
まず、特別展示の大山1300年祭「御幸行幸」について、
制作したことで大きな二つのご縁を頂いたこと、失敗談など、弓浜絣の「女三代機の音」、
悲惨な戦争シーンは無いけど反戦物語の壷井栄原作の『24の瞳』5シーン、
新作の『秘密基地』『こたつでカルタ』など・・・・・

「このカルタは5才~12才の孫たちが描いてくれました。採用するか分からないけどと言って・・・」




(平井知事、高橋室長とご一緒に)
あの昭和の時代
小さな子から大きな子、ガキ大将から泣き虫まで一緒に暗くなるまで遊んでいました。
遊びやルールは自分たちで決め、時にはけんかもしたり、すり傷もつくったり、
痛い思いや悔しさなどを乗り越えて我慢強さ、人を思いやる優しさ、生きる力を養っていたと思います。
IT化はどんどん進み、情報は溢れ、便利で豊かな生活の中で育っている現代の子どもたち、
大地震、台風、大雨・・想定外の自然災害や、これから起きるだろう困難な壁を乗り越える、
そんな生きる力を小さい時から育んでほしいと思います。
5月11日(土)午後2時からギャラリートークとなっています。
先ほど美術館からTELがあり、
5月5日(日)、12日(日)、26日(日)、
午前11時 ギャラリートーク、サイン会をすることになりました。
たくさんの方に観ていただき、ホッコリと心のふる里を感じて頂ければ幸いです。