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人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。
語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。
観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
安部朱美
4月23日 豊洲シビックセンターでの 松田 昌 氏「40周年Annivevsaryコンサート」
倉沢大樹さんのピアノ、岡部洋一さんのパーカッションのサポートで感激!!ワンダフル!
「ブラボー!」の声もかかり、まさに会場が一体となった瞬間・・・ 良かった

松田昌さんご夫婦と・・・

倉沢大樹さんと・・・
昌さんは15歳でベートーベンに憧れ、
26歳 オリジナル曲で エレクトンコンクール・グランプリ受賞。
国内外での音楽制作・ミュージカルの作曲などで活躍された。
「感動したり、何かに心が動いた時、自然と曲が降りてくる」と昌さん。
特に、ここ10年は本格的に鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)奏者として、
「両手奏法」「循環呼吸」舌や口を使って表現する「モグモグ奏法」など
新奏法を世に送り出し、各地でピアニカ教室も展開。名古屋音楽大教授。
受付横に昌さん人形が置かれ、第1部の終わりに「人形作家の安部朱美さん!」と紹介してくださった。
休憩時間に、次々とスマホやカメラを人形に向ける人・・・。
いろいろな方から声をかけられた。
「人形展に行ったことがあります。」と山形県から来られた方、米沢か酒田で観てくださったらしい。


ステージ上の 昌さんを観ながら、
「ポーズをこうすれば良かった」「ああすればよかった」と反省することしきり・・・。
名古屋で奥さまのマキ子さんとの出会いがきっかけで、
創らせていただくことになったのだけれど、
本当にいいご縁をいただいたと 心から感謝です。
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“4月中に「昭和館」に来てください。” ということで行ってきました。
九段下駅を出て直ぐ、モダンな楕円形七階建で国立(厚労省所管)の施設です。
戦中戦後(昭和10年頃から昭和30年頃まで)の資料の収集、保存展示が行われ、
学校及び諸団体の行事等で利用できる「貸出キット」もあるそうです。
全館を丁寧に説明、ご案内いただき 恐縮、感動しました。
戦中戦後の国民生活の労苦を次世代に伝えるのが目的で、小、中学校から
社会科学習や修学旅行でも利用が広がっているとのこと・・・。
地球規模での不寛容、不穏な動きが目立ってきた今だからこそ、
これからを担っていく子供たちに大事な学習だと思います。
観られた人に如何に伝えるか、創意工夫をされているということで・・・。
その一つに、表情ある人形でと・・・。
さて、ご期待に添えるように頑張るしかありません。
後で、事務局長さんの話の中で、戦後間もなく靴磨きをしてくれた少年(7歳)の
真摯で丁寧な仕事振りに感激した進駐軍の将校が、後でサンドイッチを渡そうとすると、
少年は「お代はもらいましたからいりません。」
「きれいに磨いてもらったから嬉しかった」と手渡すと少年は、
「家に帰って妹と食べます。」
このことで、その将校の日本人に対する 見方、意識が変わったという話を聞き、
その靴磨きの少年を創ってみたいと思いました。


4月23日、豊洲文化センターで開かれる、
念願だった松田 昌さんの「40周年記念コンサート」に行けることになりました!
苦労して お創りした人形だったけど、
いざ、ご覧になってどう思われるだろうかとドキドキしながら送りました。
とても喜んでいただき・・・ホッ!
昭和館の方から「4月中においでいただきたい。」ということで・・・。
それなら 23日のコンサートにも・・・と。
松田さんに連絡したら、チケットは直ぐに売り切れ、満席になったらしいけど、
報道関係に用意されていた席があり、ご招待くださった。
昌さんには、初めてお会いします。・・・何という幸せ。
今週 土曜日に行ってきます。
今、昭和館からの依頼で青空教室に取り掛かっています。
昨年、創ってもらえないかというお話はあったのですが、
先日、昭和館の方が打ち合わせにいらっしゃいました。
昭和館は千代田区九段にあり、七階建で国民が経験した戦中、戦後の生活に係る
歴史的資料、情報を収集、保存、展示し、労苦を次世代に伝える国立の施設です。
展示のリニューアルオープンは6月13日で、それまでに全部は完成しないだろうけ
ど、最小限の構成でも間に合わせるよう、また、全力投球です。
表情豊かな人形で・・・と、私に白羽の矢を立てて頂いたのは、
2010年に江戸東京博物館での「昭和の家族~伝える心・絆」展を
観ていただいたことが、きっかけだったそうで・・・。
PHPから、先ほど嬉しい電話がありました。
連載を半年伸ばしてと・・・、12月号まで載せていただくことになりました。
反響が大きく 写真ものには珍しく上位ランキングに入っているそうです。
また、頑張る力を頂きました。