本当に、不思議とご縁はつながっていくものです。
4年前、2012年にNHKラジオ深夜便「明日へのことば」に出演した時、担当して下さった方からお電話をいただきました。
ドキュメンタリー映画「いきたひ~家族で看取る」を制作された長谷川裕子さんが、先日のラジオ深夜便に出演されて、私の人形のこともたくさん話されていたので、私が聴いていなかったら、CDにして送りましょうかということでした。
そしてCDが届き、先ほど拝聴したところです。
6年前、最愛の夫をガンで亡くした長谷川さんは、現代社会での死についての現実を知り、多くの人との出会いを通じ、死に対する人々の思いや経験、家族の絆について真剣に考えるようになった。
高齢化により、年間120万人以上が死亡する現在の日本、多死社会の到来で、これから〝死〟はもっと身近な出来事になるが、日本は病床不足で2025年には年間165万人が亡くなり、47万人の〝死に場所〟がなくなると厚生労働省の調査でも分かっている。
全国各地の自治体や介護施設等からも声がかかり、上映会が行われているということです。
その中のプロローグに登場する人形(昭和の家族~きずな)を見ながら、
「なぜか涙が出てくる」と泣かれる方が多いと話されていた。
以前のブログでも書いたけど、長谷川さんとも不思議なご縁で繋がりました。
これからの時代、〝看取り〟 大切なテーマになると思います。


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怒涛のように過ぎた2週間でした。
3人目の育休が終り、仕事に復帰するために、暫く我家に居候することになった娘家族(パパは単身赴任中)に、ケニアから次男一家(4人)が帰ってきて、
「折角だから、この期間 夕食は一緒に食べようね」と庭先に住んでいる長男一家(5人)にも声をかけ、全員揃うと 子ども8人+大人8人=16人が狭い我が家に集まりました。
「お茶ほしい!」「チカも」「ボク、牛乳」「ボクが先」「アッ!牛乳こぼした」
「ウンチ!」「ウンチでるの?アラもう出ちゃった」・・・。
賑やかです。もう大変、大変! 麦茶作りも1日4回 食器洗いも次から次に・・・。
明日の朝食はどうしよう? あっ、アレ買っとかなくちゃ・・・。
おまけに、葬儀も入りました。
1才から12才まで、男子3人・女子5人・・・。
こうして集まり、一緒に遊べるのは ほんの一時、しかも1年に1回、数年後はいろいろ事情も違ってくる。
本当は、私はそれどころじゃない・・・。
今月中に仕上げなきゃいけない人形がある。
アレもしなきゃ、コレもやっておかないと・・・。
でも 何より 孫たちに、いい想い出を作ってあげたい。
それぞれが成長し、バラバラになっても拠り所となるような、
いとこ同士の絆も・・・。
そして、今朝、次男からメールが届いた。
「ケニアに着きました。いろいろと有難う お世話になりました。」
関西空港からドバイ経由で、1日以上・・・。
長男一家は夏休みの想い出旅行に、娘一家はキャンプに・・・。
「あー疲れたあ!」
今日は、めったにしたことがない昼寝です。
さあ、明日からまた頑張ろう。

