浜田のTarakoさん、「昭和幻風景×家族のきずな」展にご来場下さるとのこと、メッセージ ありがとうございました。
5月2日(10時、13時)にギャラリートークの予定です。
4月18日のギャラリートーク・サイン会にも多くの方にお越しいただき、お声をかけて下さった中には、遠方から来られたり、また、人形を創り始めた頃をご存じの方もいらしたりと、懐かしく感激の連続でした。
そして、和紙を使うきっかけとなった「あかちゃん」の依頼主、田村先生も来て下さった。
30年前のこと、小学校の養護教諭だった先生に、子どもたちに抱かせて「赤ちゃん、かわいい」と思わせる、“命の授業” をしたい、ということで依頼を受け、創った赤ちゃん。
ヘソの緒とおチンチンをつけ、簡単な仕組みで頭と手足が動くようにした。
ちょうど因州和紙との出会いもあり、柔らかな肌合いを出したいと、使ってみたのがきっかけで、それ以来、工夫しながら使い続けています。
当時は、性教育の必要性は、言われても、まだ、指導要領の無い頃でしたが、先生は全国の養護教諭向けの副読本も書かれるようになった・・・。
会場に持参された「あかちゃん」とも、30年ぶりに対面!
数百人の子ども達に抱かれ、撫でられて、少し傷んではいたけど、服を着せてもらい、帽子をかぶっていた…。
退職後も、先生は悩み多き子ども達に寄り添う仕事を続けていらっしゃるという…。
私も、この昭和の人形たちに語らせたいのは、過去ではなく、これから…“思いやりの気持ち”
深いご縁を感じる出会いでした。


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4月12日、皆生温泉「東光園」シアターで初上映された長谷川裕子監督のドキュメンタリームービー
「いきたひ」~家族で看取る~
を観ました。
本当に感動!・・・・・
私たち団かいの世代が向き合っていく 現実、これからの時代、大切なテーマになると思います。
私の人形7点を使いたいと思われたきっかけは、3年前、埼玉県日高市の高麗神社で開催の、人形展をご覧になったということで・・・
人をいたわり、思いやるという、温かで豊かな心が息づいていた、昭和という一つの時代を、次の世代のために人形に語らせることができればと、願いながら創ってきた・・・
私が語らせたいと思っていたようなことを、長谷川裕子さんの紡がれた言葉で、人形をバックにして語っていらした。
人形を撮られた時、自然光線の加減か、不思議な現象を感じたと挨拶でも言っておられた。
現在、岡山市在住の看取り師 柴田久美子さんともお会いできた。
お話や考え方にも魅かれるものを感じる。
長谷川裕子さんと柴田久美子さんとの出会いも、不思議なご縁のひとつで、同じ方向のベクトルを感じます。
谷川俊太郎さんから頂いた 詩「地縁」の中から
ささやかだが しなやかな 絆でむすばれて
人は ゆるやかに 彼岸へと溶け入っていく
4月9日に放送予定だった「ひるまえ直行便」は、国会中継が入り、NHK広島放送センターで収録されて、4月16日(木)11時30分放送となりました。

(長谷川裕子 安部朱美)

(長谷川裕子 柴田久美子 安部朱美)
4月4日から鳥取県立博物館で始まりました。
戦後70年、昭和90年特別企画 「昭和幻風景×家族のきずな」展
「梅ちゃん先生」のオープニングジオラマを制作されたジオラマ作家 山本髙樹さんと初めての合同展です。
桜満開の中、初日を迎え、雨の予報ははずれ、時折、日も差して・・・多くの方がご来場下さいました。
ずっと、掛かっていた「紙しばい」
2日の飾り付け、前日にやっと完成しました。

全部で64テーマ、270体。飾り付けは、何とか上手く展示できて、ほっとしています。
18日(土)に、次のギャラリートークをします。


9日(木)、NHK総合テレビで、AM11時半からの「ひるまえ直送便・インタビュー」に生出演予定で、8日に準備で広島に行ってきます。
3月に、「紙しばい」制作中を取材に、広島局から来ていただき緊張の中、根つめ状態だったので、又もや、目はショボショボ・・・いつも事です。
そして、看取りをテーマにした映画「生きたし・・家族で看取る」が完成したと 長谷川ひろこさん から今日、お電話をいただいた。
これも、不思議なご縁のひとつで、私の人形が使われています。
ご縁があった米子で、初試写会をされるということで4月12日(日)午後1時から、皆生温泉東光園であります。