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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

できました!「坐禅」

Posted by 安部朱美 on   1 comments   0 trackback

「坐禅」がやっと完成! ちょっと クスッと笑っていただけるように、8体…。

内面的なもの、精神性も表現できればと、敢えて白っぽい和紙仕上げ(鳥取県産の因州和紙)にしました。

迷い、悩みながら何回もやり直し、今でもこれで良かったのだろうかと夢にも 出てきます。

不思議な ご縁が繋がって創ることになった「坐禅」。 

まず、ご縁の一つ 米子市の梅翁寺で観ていただきました。
昨年7月、子供会の坐禅会に立ち会わせてもらい、「これで 出来そう 意外と簡単に創れるかもしれない」と思ったのは浅はかで、
坐禅のやり方は同じと思い込んでいた私に、梅翁寺(曹洞宗)のご住職が、
「鎌倉に展示するのだったら 臨済宗だと思いますよ。」と言って下さったからこそ、
鎌倉の円覚寺に繋がり、そして 私の転機となった 京都の宝鏡寺門跡は、鎌倉時代に遡って 円覚寺の始祖とのご縁があったということも分かりました。

禅について無知で、全く興味を持ち合わせていなかった私に、きっかけをくれた本「坐れば わかる」の著者、ベルリンで禅道場を開いている、星覚さんのご父母、樋口さんご夫婦にも同席いただいた。

梅翁寺は、樋口さんのご紹介があったからこそ…。
不思議としかいえないほど 沢山のいろいろな 縁が繋がって創ることになった「坐禅」。

その、どれ一つ欠けても ここに至らなかったことを考えると本当に こんな完成の仕方でいいのかと 不安もよぎります。

お世話になった円覚寺の管長様、副住職様に観ていただくのが、ちょっと怖い・・・・・

4月4日からの鳥取県立博物館での作品展にも 始めて展示します。
そして、今も、以前から創りかけていた「紙芝居」を完成させようと、必死です。

どうして プレッシャーをいつも自分自身でかけてしまうのだろうと苦笑しながら制作中です。

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