この時期になると周りの緑、紅葉の中で一層鮮やかに映える黄色のイチョウの木、いつも見とれている。
そんなイチョウの大木のあるお宅で「なんと見事なシンボルツリーですね」と称賛したら「とんでもない、落ち葉で大変よ。こんな木 いらない!」
他から見るのと内側とは違うものだ。

色の盛りは過ぎ去ったけど・・・。
私は子供の頃に、あの虹の下に入ったらきっと素敵なことがあるに違いないと思い込んでいたことがあった。
10年も前のことだけど「安部さんの家が、ちょうど虹のアーチの真下に見えていましたよ。なんか幸せのオーラに包まれてる感じで」と教えてくれた人があった。
その頃、小さな事に気をとられ、アクセクしている最中だった。
外と内とのこの落差!
“隣の芝は青く見える”
他人の幸せは見えるけど、自分のは気づかない
どんなに幸せそうに見えても誰もが何かを抱えて生きている。
足元の幸せは失ってから気づくことが多い。
今あることに幸福を感じ、感謝の念で過ごす。
どんなことでも、受け止め方、考え方で変わってくる。
今の私はポジティブ思考。
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裏庭に、いつの間にか芽生え、育ち、始めて数個の実をつけ、それが赤く染まったとき、“マユミ”という木だと知りました。
それから10年以上経った今年は、驚くほど多くの実が鈴なりについて、枝を人に差し上げたり、部屋に飾って見るたびに、何か嬉しい気持ちになるのは、この色のせいかしら・・・。

枝を切る前に撮ればよかった。
でも、この地球規模での異常気象が、こんなに多くの実を付けさせたのだとしたら、そう、喜んでばかりはいられない。
「古陶美術館」として築100年超の古民家3軒を福井県から移築、改装された展示館で、2011年に「北鎌倉古民家ミュージアム」に改称。とても趣のある展示館です。
どこの会場でも人形を箱から出して展示するとき、どこに、どの人形を置くか、ご覧下さる方の気持ちになりながら、入れ替えてみたりと、いつも迷います。
2010年5月、「昭和の家族ーきずな」展は、この古陶美術館から始まりました。
それ以来のご縁で3回目の展示ですが、人形数も増え、昨年とは違った雰囲気で展示でき、ホッとしています。
2年後、2015年秋から、こちらで常設展示の予定です。



