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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

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人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

御幸行列~先導役完成

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ずっと取り組んでいた大山開山1300年祭 御幸行列の前半部分がやっと完成―
というより、何とか仕上げて県西部総合事務所まで持っていきました。

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「6月中には完成させます!」と言ってたのに、今日 7月2日。

御輿の前を歩く幟を持った人、先導役の猿田彦、
法灯を持つ人等、6体を40×45センチの板に石畳を作り載せた。

それぞれの衣装、烏帽子、持ち物小道具はどうなっているのか?
本物はこちらに無く、京都で保管してあるとか
頼りにするのは写真だけ・・・。

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また、この度も直前までかかって仕上げた。
「いつものことだ。」と家族に言われる。

本当にそうなんだけど、
ずっと 毎日 時間のある限り夢中で取り組んでいても、そうなってしまう。
どんなに時間があっても、きりがない。

ついつい拘わってしまう、物には全くこだわりがないけど
そんなに拘わって作るのに、出来上がり置いてみると
また、目に付く箇所ができ直したくなる。

神経を集中し 目を凝らして創る
その根気 集中力はどこから? 自分でも呆れてしまう。

そして、今度は後半部分です。
ご住職、傘を差しかける人、稚児行列、僧兵をやはり40センチの板に載せて、
8月4日の大山歴史博物館リニューアルオープンに間に合うようにと・・・。

現在は、県西部総合事務所で見れます。
設置してから内心「しまった!もっとこうすれば良かった。」
という箇所も目についています。(いつものことながら・・・)
後日、機会があれば手直ししたい。

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素敵なお客さま

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近くに米子高校があり、姉妹校の提携をしているアメリカのカンザス州
セント・トーマス・アクワイナス高校の先生が、
隔年で生徒を引率して米子にやってこられるそうです。

2~3週間の滞在中、生徒はホストの生徒宅に、
引率の先生は職員宅に泊まられるそうで・・・。

近くに人形を作っている者がいるということで、
引率の先生をお連れしたいと以前から伺っていた。

当日、ありのままを見ていただければと思いながらも普段より念入りに掃除をし、
あの花をここに、あそこにはこの花をとか、
お茶は何をお出ししよう?、茶菓子は?・・・といらっしゃるまでソワソワ・・・。

元校長先生と4名が来られた。
アメリカからの先生は、フランクで 笑顔が素敵な女性。

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あっという間に時間は過ぎてお帰りになった。
先生は退職を迎えられ、今回が最後の米子訪問だったそうです。

後日、とても喜んでくださったとお聞きした。
折角、いらしたのにもっといろいろお話すれば良かった。
勿論英語が苦手な私は通訳していただいてだけど・・・。

大山寺御幸行幸

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5月16日大山町大山寺の観光施設「KOMOREBITO」で、

 大山寺圓流院大舘住職
 大山町観光商工課長
 大山観光局代表理事
 鳥取県西部総合事務所長

のご列席をいただき、お披露目式をしていただきました。

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大山寺御幸は平安時代から始まり、5基の御輿が、江戸時代には7基の御輿が出たと・・・。
1938年を最後に一時途絶えたが、1987年に地元住民が中心となり
復活させた経緯があります。

95×45センチの板に石畳の参道、その上に28センチの担ぎ手を
22体作ったのですが、御輿にも苦労しました。

ご本尊、鳳凰、細部の飾りなど・・・。
この度もまた、ギリギリまでかかってやっと仕上げ、翌日はヘトヘトで虚脱状態・・・。

この後、先導役の猿田彦や稚児、僧兵など追加で作ります。

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ご神体を拝観できた

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制作に追われて ブログ更新できなかったけど、4月始めに大山寺に行って来ました。

写真を見ながら神輿とご神体を作りかけていたんだけど・・・。
さて、ご神体の左手は何を持っていらっしゃるのか?、右手は?、
神輿の飾りは?、鳳凰は?、と細かい所が分からない・・・。

大山寺の大舘住職に電話をしたら「見せてあげますよ」、
何と、なんと、ご神体を拝観させて頂けることになりました。

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ちょうど、中海テレビの取材を受けることになっていたので、
大山寺にも同行させてほしいということに・・・。

本堂にご案内いただき拝観、左手には宝珠、右手に数珠をお持ちだった。

神輿は、ずっと離れた豪円山にある体育館に保管してあった。
昨年12月、大舘住職からお話だけは伺っていましたが、実物を見るのは初めてで、
大山観光局の代表理事 足立さんが案内してくださった。

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ほぼ、形は作っていたけど、「ああ、違う・・・」やっぱり写真からでは限界がある・・・。

さあ、またプレッシャー・・・。

美保神社"青柴垣神事”(松江市)

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今、人形展「温もり」をさせて頂いている美保関の最も重要な
御祭りの一つ"青柴垣神事”を人形で創ってもらえないかとのご依頼があり、
4月7日の当日行ってきました。

美保神社は、えびす様(事代主神)の総本宮で、
"青柴垣神事”とは、父である大国主神から国譲りの相談を受けた事代主神が
争いを避け、譲ることを進言した後、海に身を隠したという様を儀礼化し、
お力を一年に一度新たにする祭なんだそうです。

それにしても、小雨は降るし、寒くて寒くて大変でした。
14時から行列が参道を通り、御船に乗られるということで多くの人と
参道脇で今かいまかと待っていましたが、一向に姿が見えません。

二日ほど前までは23度位あったのに、この日は何と7~8度に激変、
少し日が差しかけたと思うや又雨が降る・・・
結局、通られたのは3時半頃に、そして、沖に出た御船が灘に着き、今度は社殿にお帰りの行列を、
ご依頼があった人形で形にするということらしいのですが、
兎にかく天候が悪く、衣装、仕ぐさ等を目を凝らして見ていたつもりだったけど、
正直言ってあまりよく分かりませんでした。

この役に当たった方たちは、一年間一日も欠かさず厳しい禊をされ、
その他、多くのしきたりを守り日々修業をしながら神事奉仕のための準備をするのだそうです。

寒いのに待てど暮らせど参道を降りてこられない、どうして?と思った私はバチ当たり・・・。

その間、朝の7時から、いや1週間も前から一連の儀式が執り行われていたと知り、
人に見せるお祭りではなく、この土地に連綿と続いてきた神事なのだと
改めて身が引き締まる想いでした。

だからこその大きなパワースポットなんだという、この美保関の土地柄、
ここで人形展をさせて頂いたというご縁に、心から感謝!

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今は、大山開山1300年祭の「御幸行列」に取り組み、精一杯ですが、
古事記とか青柴垣神事に関する学びもやっていこうと思っています。