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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

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人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
           安部朱美

SPA&HOTEL「舞浜ユーラシア」の人形展示入替え

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常設展示している千葉県浦安にあるディズニーランド近くの
SPA&HOTEL「舞浜ユーラシア」の人形展示入替えに行ってきました。
前回は、2月に展示替えしたのだけど、来年2月から愛知県安城市歴史博物館での
「昭和の家族」人形展に出すために入替えしました。

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( 新規展示 )

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( 前回展示 )

「安部さんの人形を目当てに来られるグループもおられますよ」とホテルの方。 
嬉しい、有難いことです。
置く位置、照明など少しのことで随分変わって見えるので、4作品だけど思わず力が入りました。
舞浜駅とホテルを結ぶバスがあり、所要時間は7分位。
ディズニーランドの入り口付近までは、その都度行くのですが、
中に入ってみようとは思わないのです。
孫たちがいたら別ですが・・・

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ホテル 舞浜ユーラシア に人形展示替え

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ホテル 舞浜ユーラシア に人形展示替えに行ってきました。
今まで展示していた「パコダの少年僧」「生きるーまなざしⅠ」「生きるーまなざしⅡ」を、
「ひょっとこ三兄弟」「ばあちゃん三人寄れば」「じいちゃん大好き」に入れ替えました。

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( ホテル舞浜ユーラシア 展示入れ替え )

舞浜駅からホテルまでのシャトルバスも結構いっぱいで、客入りはだいぶ元に返ってきたということでした。
こんなにディズニーランド入口まで来ているのに、いつも立寄らずに帰ります。

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( ディズニーランド )

銀座のホテルに泊まり、翌朝は築地で食べ歩きました。

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( 築地 )

もう一つの目的、久しぶりに九段下にある「昭和館」に行ってみることでしたが、
残念! 月曜日、休館日でした。

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( 昭和館 )

後で製作した「靴磨きの少年」「千人針」が、
何処に展示してあるのか見たかったのに・・・と
暫くたたずんでいたら、ちょうど出会った職員の方が
2017年、最初に「青空教室」をご依頼くださった方だった。
今は違う部署に異動されて、
休館だけどやることがあり出勤したと言うことで、6年振りの再会でした。


隣の敷地、東日本大震災で天井崩落事故 閉館となっていた「九段会館」が
レトロモダンな「九段会館テラス」として、建て替えられていたので入ってみました。

五階の屋上庭園からは、武道館や靖国神社の鳥居、お堀などが眺められ
ここに来て良かった!

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( 九段会館3枚 )

智頭・石谷家での人形展が終わりました

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1日半で慌ただしく片付け、今 家でボウッーとしています。
期間中、たくさんの方がご来場くださり、とても評判が良かったと聞きました。
友だち連れで 2度3度と訪れた方もいらしたりと、これまでの美術館 博物館とは、
また 違って格式ある日本建築で、どう展示するのか随分考えあぐねましたが、
「本当に良かった!」「それぞれの部屋にピッタリ合っていた」と感想を頂き、
石谷家住宅に展示させて頂いて良かった! と改めて思っています。

宮崎・日向市から我家に3名の来客がありました。

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お逢いするのは2015年8月に、私共夫婦を清水寺の森貫主ご一行3人と
ご一緒に日向市にご招待頂いて以来です。

最初にお会いしたのは、2012年山形県米沢市の「昭和の家族~絆」展で、
絆と書かれた黄色のTシャツにサインをしたことがきっかけでご縁ができた。
東日本大震災の復興支援活動をしている NPO法人 則貞さんと三堀さん
当時 森貫主が揮毫された「絆」と人形の写真が復興支援活動に一役かったということが
あったのですが、被災地での支援活動は、今でも継続しておられるということです。
そして 日本最古の巡礼所33寺院で構成する「西国33所」が 2018年に草創1300年
ということで「33所御詠歌版画軸等」を奉納して廻れたそうです。
石谷家「繋がり」展にも立寄られ、ちょうど最終日 ご覧いただけました。
このあと、奈良、京都に行かれるとのことでした。

智頭町芦津の「みたき園」に行ってきました

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智頭町芦津の山あいの清流沿いに作られた
山菜料理処「みたき園」に行ってきました。

寺谷前町長ご夫妻から ご招待いただいて、
広々とした敷地に 茅葺き屋根の古民家や、川沿いには自然を満喫できる座敷など、
10棟ほどの庵が数ヶ所に点在している 癒やし空間。

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数羽のチャボが放し飼いにされていて、
敷地の中程には小さな小川があり、小さな水車が回っています。

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寺谷氏にご案内いただいて まず驚いたのが、
岩のずっと上から流れ落ちてる滝 約50年前に作られたという「天空の滝」

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うっそうとした森を、せせらぎの音、小鳥のさえずり、チャボの鳴き声、

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マイナスイオンたっぷりの癒やし空間に変えられた。

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たくさんの人がリピーターとして訪れる筈だ!
手作り豆腐、こんにゃく、炊き込みご飯、鹿の燻製、イワナの山椒味噌焼き、
茶碗蒸し、山菜の天ぷら等など・・・素朴だけど味わい深い料理でした。
ミシュランガイドにも載ったそうです。

そもそもは、10年位前に奥様から「人形展は何処に行ったら見られますか」とお電話頂いたことがあった。
そして、先日 智頭町の「いのちね」で 、
長谷川ひろこ監督の映画「いきたひ」上映の時に、寺谷ご夫妻と始めてお逢いしたのです。

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「いのちね」の 代表理事 岡野眞規代さんは大阪出身の助産婦さんで、
全国各地で「いのちの無限の可能性」をテーマにお話会を開いておられた。

女性と子どものためのサポートセンターとして、寺谷町長時代に智頭に誘致され、
「生れる・生きる・死ぬ」という、いのちの循環を見守る施設が、近いうちに出来るのだそうです。

NHKの「いろどり」に取り上げられた

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先日、NHK 夕方のニュース「いろどり」で、石谷家住宅の人形展を取り上げていただいた。

最初に 我が家で製作しているところをということで、
髪の毛に、和紙をこよりにして付けるとか、材料の説明などを取材された。
後日、石谷家での撮影の中で、

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キャスターの「昭和の人形をどんな想いで作られましたか?」という質問に、

「家族の団らんや、友だち、ご近所、地域との繋がり、絆、そして思いやりの心が、
色濃く残っていた時代でした。子どもたちは外で思いっきり遊び、
時にはけんかもする中で学んだことは多かったと思います。
痛さを知り、手加減を覚え、仲直りのタイミング等、そして、我慢する心も身につけました。

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幼少時から、自然の中で五感を使って遊ぶことで、情緒や感性が育ち、生きる力が養われるということです。
でも、昭和を懐かしい、あの時代は良かった、というノスタルジーで作ってきたのではなく、これからなんです。
繋がりが薄れてきたと言われています。これからの時代はどうなっているんでしょうか?  
命を繋いで生まれてくる子どもたちに、夢と希望ある明るい未来がありますように、
と願いながら作った人形も展示しています。」

そんなことを言うつもりだったのに、上がってしまい ボソボソと・・・伝わったかな?

編集されて 約9分でした。