人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

展示した甲斐がありました。

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米子高島屋であった「鳥取の手仕事展」に第10回特別出展として「女性三代 機の音」を展示。

絣を織るこの人形は、この度の手仕事展に弓浜絣を出されてる方たちにお話を聴いたり、
実演して頂いたりとお世話になって完成した人形なので、
「必要なことがあったら協力させて頂きます」と言っていた関係で、この度の運びとなった。

その間、1回だけトークショーをすることになって、その経緯を説明。

2年前に 一枚の写真、大きな糸車の味のあるおばあさんを創りたいと思ったことから始まった・・・。
綿から 一反の絣を織り上げるまでに どんなに繊細で 根気のいる 数多い大変な作業なんだと知ったこと。
でも この頃は安価な輸入物が入ってきて 苦戦されている、

手間をかけ 本物の藍で染め織り上げた物との違いを尋ねてみて下さいと・・・。
30分位のトークだったけど頷きながら熱心に聞いてくださった方も多くいらした。

今年で10回目の「手仕事展」だけど、近年 お客さまも少なくなり苦戦されたらしいけど、
今回は来客数も多く、売り上げも増えたとお聞きして、出した甲斐があったとほっとしました。

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「家族~命をつないで」を設置

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ようやく「家族~命をつないで」を設置に、千葉県浦安の舞浜にある
SPA&HOTEL“舞浜ユーラシア”に行ってきました。

スパ棟3Fロビーに「安部朱美ギャラリー」コーナーができていて、
作品のパネルや展示ケースの色が赤紫に統一され、なかなかいい感じです。

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スパ棟には常連でリピーターの方も多いということで、3年間は人形を
年に1~2回は入れ替えることになり、バックの色を どの人形にも合い、
ロビーの雰囲気にも溶け込む色彩を、迷いながら小さな見本色から2色を
選びお伝えしていたのだけど・・・。
設計してくださった白木澤さん、担当の奈良さんに感謝!

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設置できてホッとして、その夜は温泉にゆっくりつかって、
初めてのヘッドスパをしてもらった。
現在、取り掛かっている「神幸行列」制作で、コリコリだった首、
肩、目がスッキリしたようで、グッスリと寝れました。

さあ、帰ったら また 根を詰める作業です。

薔薇ばら展

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1月10日(水)~16日(火)
米子高島屋 4階 美術サロンで「薔薇ばら展」が始まりました。

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山陰を愛し“ばら”に魅せられた、それぞれ(バラバラ)の分野の地元作家
13人が薔薇をモチーフに、2年に1回の作品展で、第10回目となります。

お亡くなりになった翌年にオマージュとして製作させていただいた、
名誉顧問 故 秋山庄太郎氏像も、
氏が撮影されたバラの花の写真の下に、毎回展示しています。

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私は、人形に薔薇を加えることで醸し出す情感をどう表現するかということで・・・。
3点を出展しています。


〇浦安のホテル「舞浜ユーラシア」からのご依頼を受けて製作中の人形も「家族」と
 題して、一部分ですが出しています。
 地元で観ていただく機会は、もう無いので・・・。

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〇昨年10月、パリに出展した「明日への風~まなざし」

紛争、憎しみの連鎖、排他的、不寛容地球規模で、
先行き不透明なこの時代、
平和な、輝く未来でありますように、
先を見つめる子供たちのまなざしに
想いを込めて作った作品です。 

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〇「大きいな!」

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明日への風~まなざし

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10月に 芸術の都 パリ

特に芸術愛好家が集まるアートギャラリーが密集しているマレ地区
にある「ギャラリー・ジョセフ・サン・マルタン」で開催された
「4th DISCOVER THE ON JAPANESE ART 2017 in Paris」
の様子が送られてきました。

私は残念ながら行けなかったけど・・・。
日本画、洋画、彫塑、陶工芸、書など多岐にわたるジャンルの
日本のアーティストによる117点の作品が紹介され、
会期中は連日多数の来場者で盛況だったそうです。

パリから送られてきた関係者の方からのハガキに、

「パリの人々が作品の前で感動して佇む、その光景を、
  その場でご覧いただけなかったことが心残りです 」


因州和紙(鳥取県産)で仕上げた「明日への風~まなざし」

紛争、憎しみの連鎖、排他的、不寛容、地球規模で
先行き不透明なこの時代

明るい平和な未来でありますように
先を見つめる子供たちのまなざしに
想いを込めて創った作品です。

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宝鏡寺門跡に展示

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今年も京都に行ってきました。

10月30日、31日、目的は宝鏡寺、清水寺、PHP研究所。

宝鏡寺門跡
2007年、皇室ゆかりの人形展50周年記念公募展で「母ちゃん読んで」が
大賞となったことが、大きな人生のターニングポイントとなりました。

あれから10年・・・。

今年が60周年という訳で、御所からの人形等と一緒に私の人形も展示という
ことになり、「母ちゃん読んで」「新しい家族誕生」「きざし」が
< 秋の人形展60周年 > 11月1日~30日まで、展示中です。
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清水寺
10月に 森貫主が私の故郷 南部町にいらっしゃいました。
南部町の小中校生や町民から、町の未来を感じる漢字を募集して、
二文字を揮毫して頂き、講演もということで・・・。

前日、ホテルに到着された折にご挨拶に伺ったのですが・・・。
ビックリ仰天!

一緒に来られた副次長さんが「妹と同級生の朱美さん・・」とおっしゃり、
一瞬絶句・・・なんと幼なじみの由利ちゃんのお兄さんだったのです。

半世紀以上も刻は流れて・・・。
その夜の歓迎会にも、貫主のお隣に席がとってありました。

不思議なご縁がつながり2年前に宮崎日向市で初めてお会いして、
その年にも清水寺を、事務長さんにご案内いただき感激したのですが、
この度は、勿論、その副次長さんが案内してくださった。

感激でした!!

また、一度は拝見したいと思っていた成就院の襖絵、
風の画家 中島潔氏が描き奉納した「かぐや姫」「風の故郷」「大漁」
圧倒されました。

豊かな色彩、迫力、生命を紡ぐ深いまなざし、今だに余韻を引きずっています。
11月3日迄、10日間位の公開で、その後は宝物館に収納されるそうで、
本当にラッキーでした。

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成就院

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大屋根を改修

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清水寺本堂の鬼瓦

PHP研究所
編集長が米子に来られた時に、「松下幸之助資料館があり、
誰でも見学できますよ、予約が必要ですが・・」ということで、
これも、この度の目的の一つでした。

PHP京都本社は、京都駅裏八条口にあり、セキュリティ管理はしっかりしていて、
展示室フロアは6ブースに分かれていました。
すっきり分かりやすく白を基調に、

  平和(Peace)
  幸福(Happinness)
  繁栄(Prosperity)

第二次大戦直後の混乱をまのあたりにし、松下幸之助氏は、
「人間はもっと物心ともに豊かな繁栄のうちに、平和で幸福に生きることができるはずだ。
それにつながる道を何とかして求めてみたい」
と、(株)PHP研究所を創設されたということです。

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