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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

認知症で93歳の母が・・・

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認知症で施設に入っている 93才の母を妹が米子市美術館に連れてきてくれました。
介護タクシーを利用して車椅子で来館、久しぶりに三姉妹が揃い、姪も一緒に。

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母は、言葉はもう一言も出せず、目もうつろだけど、
顔を覗き上げるようにして、
「お母さん!朱美だよ」。
「ほら、私が作った人形だよ、見たことがあるでしょ」と言うと、
一瞬「ウゥー」と言って、私の顔を見て、少し微笑んだように見えた。

人形も少しは見てくれたように、見えたけど長続きしなかった。
疲れたんだろう、目を閉じてしまった。
優しい母で、人の噂話や陰口を言うことは無かった。
一生懸命働きながら、嫁姑の苦労もしてきた人生だった。
私たち三姉妹の服も、夜なべ仕事に作ってくれた。

それなのに今の私は、忙しさにかまけて、なかなか母の所に行ってやれない。
妹が本当によく面倒をみてくれて感謝している。

60年前に母が作ってくれた、壁掛けが私の仕事部屋に掛かっている。
亡くなった父の帽子と一緒に・・・。

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鳥取県文化功労賞受賞記念展(米子市美術館)

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2月8日から鳥取県文化功労賞巡回記念展が米子市美術館で始まりました。2月16日まで

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( 米子市美術館 )

2月2日鳥取展の最終日に鳥取博物館で1時間半の記念講演が終わった後、
次々と懐かしい方、思いがけない方々が、お声をかけて下さいました。

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( 鳥取県立博物館 )

36年前に久松小学校の養護教諭 田村先生からご依頼を受けて、性教育用の「あかちゃん」
を制作、それがきっかけで、今も和紙を使い続けていますが、久しぶりにお会いできました。

3月28日から小豆島「24の瞳映画村」で人形展をすることになっていますが、
小豆島が故郷ということでお声をかけて頂き、そのきっかけとなった
元鳥取県教育長の田淵さんとも、始めてお会いできました。
ご縁は繋がる・・・です。

2月3日に鳥取展の搬出作業、
そして、4日、5日と成実小学校、尚徳小学校で話をさせて頂きました。
6日、7日は米子市美術館で搬入展示作業、
8日には皆生扶蓉別館「大山悟道場・新年総会」の席で30分程講演、
その後「県文化功労賞受賞をお祝いする会」として花束も頂戴しました。

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目まぐるしい日々でしたけど、かかわって下さった方々の温かい
励ましのお言葉、お気持ちに心から感謝です。

鳥取県文化功労賞受賞記念巡回展(東部会場)

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1月25日から鳥取県立博物館で「文化功労賞受賞記念巡回展(東部会場)」が始まりました。

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21日に、中部会場である倉吉博物館の搬出、片付け、
翌22日から2泊3日で鳥取博物館での展示作業でしたが、何とか まとまりホッとしています。
3会場とも大きさ、形が違うので、テーブル、ボックス等を何ケ使って、どのように並べ、
どの作品をどう展示するかということを、
それぞれ、図面に書き込んで12月に提出したのですが、それも 随分悩んで・・・。
とにかく、展示して見なきゃ分からない・・・。
でも、納得! 作業初日に、日通の方が図面通り会場にテーブル等を並べ、
布を張り、照明までやって下さる。
なるほど、正確?な図面が必要だったわけです。大変だったけど…。
有難いことに倉吉会場では、大変、好評を得て多数の入場者数がありました。
搬出作業中にも、観た人に聞いたからと、来られた方がありました。

鳥取会場は、広いから展示数も一番多く、2月2日まで、
最終日の2日に記念講演を博物館講堂ですることになっています。

もう一人の受賞者、大西瑞香さんは2月11日米子市文化ホールで箏曲の記念リサイタルがあります。

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第11回薔薇ばら展・鳥取県文化功労賞受賞記念巡回展

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1月8日から1月14日まで「第11回薔薇ばら展」が、
米子高島屋 美術サロンで始まりました。

書、ガラス工芸、写真、陶芸、現代絵画、グラフィックデザイン、日本画、
ボタニカルアート、洋画、磁器、シュガークラフト、銅彫金、人形の13人が
ばらをモチーフにした作品を、2001年から2年毎に発表しています。

私は小作品を2点「想」「夢のしずく」を創ったんですが、又、この度もお正月返上で
搬入直前までかかってやっと仕上げ、ブログに取り組む余裕がありませんでした。
書きたいことはいろいろあったけど・・・。

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(「薔薇ばらの会」の名誉顧問をして頂いた写真家秋山庄太郎氏をオマージュとして創った作品)

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( 夢のしずく )

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( 想 )


そして、今度は倉吉博物館です。昨年頂いた「鳥取県文化功労賞」の記念巡回展で、
9日、10日と展示準備にかかり、やっと何とかまとまって、ホッとしています。

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( 倉吉博物館 )

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11日から1月19日まで、中部会場の倉吉博物館、
1月25日から2月2日まで、東部会場の鳥取県立博物館
2月8日から2月16日まで、西部会場の米子市美術館  です。

幼稚園で人形指導

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6才の孫がお世話になっている幼稚園から、年長組2クラスに人形を指導して
もらえないかというお話があり、10月に行ってきました。
とにかく、苦手な子でもみんなが楽しんで形になるように、
できるだけ簡単な作り方を考えてみました。

粘土に触れたこともない子もいたり、人形を作るのはみんな初めてということで、でも、
「みんな、こんなに長い時間、よく集中して夢中になって作っていて、ビックリです。」と先生。

そして、11月30日の作品展です。
工夫して、上手に展示してありました。
こうして並べてみると、髪、帽子等、それぞれの個性が出ていて良かった。

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他の作品展示を見てもいろいろと工夫してあり、改めて、幼稚園の先生方の
ご苦労のほどがよく分かりました。