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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

新作人形を写真撮影

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昨年、日南町の方から「母の絣の着物が小柄なので、人形に使ってもらえたら嬉しいです。」
と送って下さったことがキッカケで思いつき、取り組んでいた <こたつでカルタ> がやっと
出来上がり <秘密基地> と一緒に写真撮影を、親しくしている小灘さんにお願いし、
ご紹介いただいたのが、伯耆町の《安住山荘》です。

鎌倉山の麓に位置し、ずっと奥に入った所だけど知る人ぞ知る・・・素敵なところでした。

持主の安達さんは米子にお住まいだけど、ご実家の山を35年かけて、手をかけ整備され、
鎌倉山から流れ出る8ケ~10ケの滝の散策コースがあり、子どもたちが喜びそう。

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これからの季節、さつき等の花も咲き、上の方にはテニスコートや蓮池もあるそうだけど、
安達さんによると中にはマナーの悪い人がいて、折角植えた山野草を盗って帰る人もいるそうです。

お茶室や囲炉裏小屋もあって、<こたつでカルタ> を撮影していただいてるうちに、
昼食の準備をしてくださり、思いもかけずご馳走になってしまいました。

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安達さんは紅茶ソムリエの資格もお持ちで美味しい紅茶まで・・・。

お礼を言って帰りながら、また、家族と一緒に訪れたいと思いました。

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感激!濃密なマニラの旅でした

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3月2日、マニラから帰国。

行く前には思いもかけなかったエキサイティングで、
濃密な4泊5日の旅となりました。

2月26日、マニラ空港に着くと車が用意され、澤田さん(マニラ新聞)と
永井先生(広島市立大学教授)が出迎えてくださった。

こちらからは、加納さんご夫妻と私ども夫婦、そして、荒川さん(山陰放送テレビ)
以後、この7人が「チーム加納」として行動を共にしました。

澤田さんがガイド、通訳もしてくださり、永井教授は日本近現代史のオーソリティで、
特にフィリピン戦犯裁判の研究で右に出る人はいないそうです。

荒川さんが担当された戦後の70年特番から加納莞蕾さんに光が当たり、
次々と不思議なご縁が繋がり、広がって、私もその輪に加わった・・・。

27日、マニラ日本人学校を訪問、在籍児童、生徒数は459名、3年前に加納佳世子さんが
講演されたことからつながりができ、昨年演劇でキリノ大統領を演じた
中3の男子が突然の指名だったのに立派な挨拶で感激!

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キリノ元大統領が埋葬された英雄墓地や布部小学校(安来市)とタブレット交流
しているラグナ州サンペドロ市にある学校訪問

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(キリノ元大統領英雄墓地)

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28日、日本大使館表敬訪問 羽田大使(フィリピン特命全権大使)に人形をお披露目

(大使館HP https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000805.html  )

アレリー・キリノ弁護士宅の庭園で夕食会、キリノファミリーの前で人形を説明、
加納美術振興財団からキリノ家へ贈られ、元大統領の孫にあたるルビー・キリノさんは
「私たちの祖母やその子どもたちが再びキリノ家の輪に戻ってきたような感動を覚えた。
できるだけ多くの人に見てもらいたい。」と博物館へ寄贈されることになった。

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3月1日、モンテンルパ博物館のオープニング・セレモニー
5階建てのモダンな建物

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モンテンルパ市長は、「若い世代に歴史を伝えることは愛国心を育てる上でも重要、
多くの生徒に来てもらい日本との関係も含めた歴史の大切さを伝えたい。」と、
日本人戦犯に関する資料や、加納莞蕾さんが恩赦を求めて送られた
嘆願書の写し、解説分なども展示された。

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(キリノ元大統領コーナー  )

莞蕾の娘 佳世子さんは「父が最初の嘆願書をキリノ大統領に送って今年で70年目、
しかも今日は父の生誕日、不思議な巡り合わせを感じながら、これからも日比を含む
世界の平和と友好を願い、次の世代にもつなげていきたい。」と挨拶された。

太平洋戦争後、日本人戦犯が収容されていたニュービリビッド刑務所に行き、
その前で写真だけ撮って帰るつもりが、なんという巡り合わせか、
一番トップの刑務局長室に通していただいたり、屋上の見張り台から中も見ることができました。

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( 日本人戦犯慰霊塔、平和観音 )

他にも語り尽くせぬほどの内容の濃い5日間、「チーム加納」のみなさんに心から感謝です。

「平和への祈り~アリシアと3人の愛児たち」フィリピンへ旅立ち

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「平和への祈り~アリシアと3人の愛児たち」加納美術館で、2/24まで展示、
そしてギャラリートークをすることになっていたので行ってきました。

加納美術館常設の最初に創った「平和への願い~赦し難きを赦す」
と並べた展示を、この日始めて見ました。

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「ウーン・・・ショック」
今までも、以前に創った作品と同じものを手掛けたことがありますが、どんなに
心を込め、丁寧に創ったつもりでも最初に創った作品を超えることは難しいですね。

「もっとこうすれば良かった」という点をふまえて、気持ちを新たに
キリノ元大統領ご一家の写真を見ながら心を込めて創りました。

並べて見るまでは、後の方の作品の方が絶対いいはずだと思っていた
けど・・・なんか、最初の方が勢いがあると感じています。

ギャラリートークには、多くの方が集まって下さり、準備してあった椅子も
足りなくて、追加されたり、立ち見が出たりと・・・。

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ショックで話そうと思っていたことが、とんでしまいました。
理事長ご夫妻や神館長の助け舟で、
なんとか持ち時間を話すことができましたが・・・。

そうだ、最後にこれを言わなきゃあ。

「フィリピンでは111万人もの犠牲者が出たといいます。そして多くの
日本兵の犠牲者も、それを、この4人の像に象徴として心を込めて創りました。

先の大戦の尊い犠牲により、今の私たちの平和な生活が成り立っています。
子供たちの為にも、二度と戦争が起きないように願いましょう。」

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翌25日、飛行機に乗せて行くので、
美術梱包してもらう為、加納ご夫妻と松江日通に行きました。

時間をかけた丁寧な梱包を見て、一安心、勉強にもなりました。

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佳世子名誉館長のスマホに、
「昨日の講演はとても良かったです。涙が出ました。」とメールが届きましたよ
と見せていただき、ホットとしました。

いよいよ明日、出雲空港→福岡空港→マニラです。

市長訪問

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2月19日、国際ソロプチミスト米子から「千嘉代子賞、クラブ賞」を
授与しますと連絡があり、行ってきました。
ソロプチの皆様には、昨年もいろいろとお気遣いもいただき、
「応援しています」と温かいまなざしに心から感謝です。

平和と友好の使途として、フィリピンに渡る人形
「平和への祈り~アリシアと3人の愛児たち」

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2月14日、米子市役所と安来市役所を訪れ、両市長に人形を披露、経過報告するこ
とになりました。
ご依頼を受けた加納美術振興財団の理事長ご夫妻、神加納美術館長と私共夫婦
で・・・。

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3月1日にオープンするモンテンルパ博物館でキリノ元大統領をテーマにした展示室
に常設展示されます。
加納莞蕾さん自筆の日本人戦犯赦免嘆願書なども展示されます。

莞蕾の4女で加納佳世子名誉館長は、
「3月1日はちょうど莞蕾の115歳の誕生日です。“赦し難きを赦す”と憎しみを
愛に変えたキリノ元大統領の平和への思いが世界に広がってほしい」 と話された。

人形は、2月24日まで加納美術館に展示、24日11時からギャラリートークをし
ます。

そして、26日にはフィリピンに出発です。

今年もいろいろありそうです

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新しい年が穏やかに開けました。
と思いきや、熊本でまた地震が起き、
孫が大腿骨を骨折、下あご裂傷で約3時間の手術を受け、
最低1ケ月は入院となりました。

「過ぎたことをあれこれ悩まないで、これから先の事もクヨクヨ悩まない!
今、できることを考えてやっていこうね。」「せめて、頭や顔でなくて良かった。」

・・・ 半ば、自分に言い聞かせるように、今年もいろいろありそうです。

フィリピンにお渡しする「平和への願い」の人形は完成し、
2月末に私も一緒に行くことになりました。

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( BSS取材撮影 )

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(「平和への願い」)

そして、今、別の人形を製作中です。「僕らの秘密基地」

4月26日~6月2日 昭和に思いを馳せて、ブリキのおもちゃ博物館長の
北原照久氏のコレクションとのコラボ作品展を米子美術館ですることになりました。