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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

やはり「決めたら風が吹いてきた」

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以前 ブログに書いた“決めたら風が吹いてくる”・・・この度も本当にそうでした。
「大山の御幸行列作ります」口に出すたびプレッシャーは大きくのしかかってきた。

絶対創り上げなければ・・・いい加減なことはできない・・・。
これはどうなっているんだろう?、何を使ってどう表現すればいいのか・・・等など。

迷っている時、困っている時、風が吹いてきました。
大きなヒントを頂いたり、助け船もありました。

のぼりや僧衣に使う布を、それぞれに探したり、わざわざ買ってきて下さった方たち。

房の紐の結び方“総角(あげまき)むすび”を調べ教えてくださったり
「そんな小さな傘はとても無理」と言われた、差し掛け傘を無理を通して
作って下さった 淀江傘の山本さん。

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皆さんに助けていただいて完成しました。
ありがとうございました。心から感謝です。

完成後、声が出なくなり、身体中がだるく 式典後に寝込んでしまったけど・・・。
それだけ根を詰めやっただけのことはありました。

秋篠宮 眞子さま ご臨席の会場でお話しさせていただき、
6年前、日本橋三越で人形展「昭和の家族~きずな」をご高覧頂いたことが分かりました。

レセプション会場の同じテーブルで隣にいらした方、春日大社(奈良)の宮司さんとお話ししているうちに
「宝鏡寺(京都)の門跡を叔母がしていた時に、人形展を始めたんですよ。」と 宮司さま・・・。

エッー!!、こんなんことってあるんですね
私の大きな転機となったのが、その宝鏡寺人形展50周年記念の人形公募展で、
約1000点のなか、大賞を頂いたことからだった。

61年前に、その皇室ゆかりの人形を公開展示されるようになったご門跡が
宮司のおば様だったとは、これ 又 何というご縁でしょうか。

普通ならお目にかかることもできないお方なのに、翌日の記念式典でもバッタリお会いして、
~もしお会い出来たら~ と持参していた作品集をお渡しできました。

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「御幸行幸」やっと完成!

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8月4日、「大山自然歴史館」リニューアルオープン記念式典があり、
やっとそれに間に合うように「御幸行幸」後半部分が完成しました。

この度も、また、ギリギリ前日に・・・。
和尚さん、差し掛け傘を持った人、稚児、僧兵の10体です。

全長約180cmに全部で 38体。

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それぞれの衣装、烏帽子、持物、小道具がどうなっているのか、写真だけが頼りで・・・。
何を材料にどう表現するか、家事をしながら、風呂に入りながら・・常に頭にあった。

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 (大山の和尚さんの袈裟は山の模様 )

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さて、当日は、

 〇人形作品「御幸行幸」完成お披露目

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 〇山鐘リレーファイナル
  「山の日」記念全国大会のシンボルである「山鐘」を県内全19市町村
  でリレーされ、そのフィナーレ

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 〇大山自然歴史館リニューアルオープン記念式典

があり、平井伸治県知事のあいさつの後に私の紹介があり、人形について簡単に話すことになりました。

前日まで根を詰め製作していたこと、これで良かったんだろうかという反省・・・。
そして緊張感で何を話したことやら・・・。

式典の後は、大山ロイヤルホテルロビーに「御幸行幸」人形は展示されます。

御幸行列~先導役完成

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ずっと取り組んでいた大山開山1300年祭 御幸行列の前半部分がやっと完成―
というより、何とか仕上げて県西部総合事務所まで持っていきました。

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「6月中には完成させます!」と言ってたのに、今日 7月2日。

御輿の前を歩く幟を持った人、先導役の猿田彦、
法灯を持つ人等、6体を40×45センチの板に石畳を作り載せた。

それぞれの衣装、烏帽子、持ち物小道具はどうなっているのか?
本物はこちらに無く、京都で保管してあるとか
頼りにするのは写真だけ・・・。

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また、この度も直前までかかって仕上げた。
「いつものことだ。」と家族に言われる。

本当にそうなんだけど、
ずっと 毎日 時間のある限り夢中で取り組んでいても、そうなってしまう。
どんなに時間があっても、きりがない。

ついつい拘わってしまう、物には全くこだわりがないけど
そんなに拘わって作るのに、出来上がり置いてみると
また、目に付く箇所ができ直したくなる。

神経を集中し 目を凝らして創る
その根気 集中力はどこから? 自分でも呆れてしまう。

そして、今度は後半部分です。
ご住職、傘を差しかける人、稚児行列、僧兵をやはり40センチの板に載せて、
8月4日の大山歴史博物館リニューアルオープンに間に合うようにと・・・。

現在は、県西部総合事務所で見れます。
設置してから内心「しまった!もっとこうすれば良かった。」
という箇所も目についています。(いつものことながら・・・)
後日、機会があれば手直ししたい。