FC2ブログ

人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

梅がほころぶ鎌倉へ

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

常設展示の模様替えに行ってきました。
1月16日~20日 この期間は全館休館となり、
次の企画展示は「おひなさまとつるし飾り展」で、
北鎌倉古民家ミュージアムが所蔵されている時代物のおひなさまの数々、小道具類などを展示されている最中でした。

2017_1_22_1.jpg

「昭和の家族」は、今までとはガラッと変えようと工夫をしました。

1室は、「流しびな」を中心として・・・。

2017_1_22_2.jpg
 

2室は、新登場の「女性三代~機の音」を中心に、家族・・・。

2017_1_22_3.jpg

3室は、子どもたちのざわめき

2017_1_22_4.jpg

2017_1_22_5.jpg


1月21日(土)からオープン
百本を超える つるし飾りも見ものです。

久しぶりに円覚寺にもご挨拶に・・・。

管長 南嶺老師はお出かけでお会いできなかったけど、
黄梅院副住職の内田一道さん
宗務本所財務部長の丸山石栽さんが待っていてくださいました。

改めて、「坐禅」人形が紡いでくれたご縁の繋がり・・・不思議としかいえない。

「坐禅」人形は、大方丈入口でご覧いただけます。
鎌倉は、梅の花がほころびて、そろそろ見頃です。


前回に続き ベルリンにて・・・。
1月1日 ベルリンでの初日の出 

2017_1_22_6.jpg

クリスマスマーケットで起きた、トラックテロでの犠牲者を追悼
ローソクや花がたくさん手向けられて・・・。                     

黙とう

2017_1_22_7.jpg

スポンサーサイト

夏バージョンに常設展示を模様替え

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

季節はうつろい、気がつくと周りの水田には水が張られ早苗が植えられて、又、
今年もいつの間にか一面が水鏡と化す時季になりました。

先日、常設展示の模様替えに行って来ました。
夏バージョンで、縁側でスイカを食べている家族「或る夏の日」、
「アイスキャンディ屋」「地蔵祭り」等や、ジオラマの一部、学校を背景に置き、
下校中の女の子、とっくみあいのケンカや長馬飛び、まりつき、チャンバラ等
こどもを中心にした展示にしてみました。

企画展示は、毎年恒例の「あじさい展」、
昨年もNHKの「美の壺」でも取り上げられ人気があるそうです。

会場に置いてある感想ノートを拝見・・・。

いつものことですが、読ませていただいて私こそ感激・・・。
そして、次の作品を創る原動力となっています。

“持ち帰ったノートから”

ふと立ち寄った者です。20代なのでこうした時代を経験したことはありませんが、人と人、
家族の絆を作品から感じ、こうした時代がうらやましくなりました。
家族を大事にしようと改めて思いました。ありがとうございます。

高校2年生です。今、先生の作品を拝見し、昭和の生活の良さを感じています。
デジタル化などが急速に進む現在の日本に、
このような作品を鑑賞するひとときを味わえる場所があるのは、とても良いと思います。
これから、私たち世代は、この古き良き昭和感を大切にしたいと思います。

円覚寺の朝6時の坐禅が本日はなく、ポスターを通りすがりに見つけて
時間をつぶしてまで戻り、見にきたかいがありました。
どの人形の表情もいきいきと豊かで素敵でした。作り手の温かいまなざしと愛を感じました。
そして、希望と絆と和みの心をいただきました。
自分勝手になり、人を思いやる事ができず、前を向くことができずに坐禅に来たのですが、
人を思いやる気持ちと笑顔をいただけました。ありがとうございました。

たくさんのメッセージをありがとうございました。

2016_5_24_1.jpg

2016_5_24_2.jpg

2016_5_24_3.jpg

大きな糸車のおばあさんの写真がきっかけで創り始めた「機織り ~ 女三世代物語」
多くの方にお世話になり、ご縁ができました。

そして、図書館でも関連した多くの本を取り寄せて下さった。
その中には、民俗学者の宮本常一さんの本もあった。

今まで昭和の人形を創るに当たって土門拳さん、井上孝治さん、
熊谷元一さんの写真集に加えて宮本常一さんの本も参考にしてきました。

改めて、宮本常一さんの「旅に学ぶ」に向き合い、

  ―発見は人を興奮させ魅了する―

本当にそうだと思う。

自分が見たいと思っていたもの以外の、未知の分野を知ることができて・・・。

絣は勿論、それ以前の樹皮や草皮で織られた上布、太布、
当時の女性たちは、それが出来るまでの想像もつかないような根気のいる手数、
裏に秘められた苦労を、どんな思いでこなしてきたんでしょう・・・。


常設展示の模様替え、そして円覚寺

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

2月1日、北鎌倉に行き、常設展示の模様替えをしました。

次の企画展「おひなさまとつるし飾り展」に合わせて「流しびな」や、新作の「おもちつき」も含め、全体を展示替えしました。

「流しびな」は、鳥取の用瀬に今も残る風習で、菜の花や梨の花が咲く旧暦3月3日に、
やわらかな日差しに包まれながら少女たちが桟だわらに載せた紙びなを川に流す様子を、
昭和当時は、こうだったのだろうと想いながら創った人形です。

2016_2_6_1.jpg

奥の企画展示の「おひなさまとつるし飾り展」も、まだ展示始めだったので少ししか見てないのですが、
江戸時代の五月人形も含め、なかなか見応えがある展示となりそうです。

北鎌倉全体がこの期間中、つるし飾りで彩られるそうです。
是非、ご覧いただければ・・・。

2016_2_6_2.jpg

2016_2_6_3.jpg

翌2日、円覚寺に参詣しました。
「坐禅」人形を、昨年9月に奉納して以来です。

管長様はお留守だったけど、黄梅院副住職さまと財務部長さまが、ご丁寧にご案内くださった。

大方丈に入ったところに、立派なガラスケースと台を作っていただき、公開展示されていて多くの人が観てくださってるということでした。

2016_2_6_4.jpg

丁度、金澤翔子さんの書展も大方丈であり、それも目的の一つでした。
日差しもあり、小鳥さえずる澄みきった境内には、学生集団や観光客も多く見受けられました。

塔頭の一つ「如意庵」にもご案内いただき、お茶をごちそうになった。

以前は大方丈や如意庵等には、一般人は立入れなかったけど、
今の南嶺管長のご意向で開かれたのだそうだす。

2016_2_6_5.jpg

2016_2_6_7.jpg

禅について無知で関心も無かった者が、導かれるように不思議なご縁が繋がって坐禅人形を創ることになり、円覚寺にご縁を頂き、奉納した。
そして、常設展示をさせていただいてる古民家ミュージアムは、その麓に位置しています。

「昭和の家族~きずな」の人形で、私が表現したいと苦労しているのは、人に対する思いやりの心、愛、和みの心・・・。

副住職さまのお話の中で、それを人形に感じて下さり、
禅の心・・・慈愛と結びつけて見ていただいたことに、感謝申し上げます。

乾女さんの香合を戴いた!

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

メールを下さった小田川さん、円覚寺に奉納した「坐禅」人形をご覧下さったんですね、有難うございました。

先日、尾形乾女(奈美)さんの甥御さんから小包が届き、中には、“福ら雀”の香合が入っていました。
お手紙には、乾女さん傘寿記念の作品で、鎌倉には機会を見て、是非拝見に行きたいと書いてありました。
本人も天国で喜んでいることと思う とも・・・。
感激です!

乾女さんの作品を頂戴するなんて思いもしなかった。・・・嬉しい!

乾女さんをお創りするに当たって、
陶芸家・尾形乾山六世のお孫さんで、尾形乾女(奈美)さんの甥御さんに、北鎌倉古民家ミュージアムの長谷川館長が連絡を取って下さり、写真をお借りしていました。

人形展をご覧いただいたことがあったらしく、とても喜んで下さったと聞いていた。

人形が出来上がり、展示しましたと写真を同封してお礼状を差し上げていたのです。

画家・尾形光琳の弟、(初代)乾山から数えて六代目が父上で、「尾形乾山名跡」は完結の記念展を没後50周年目の昭和48年に、バーナード・リーチや富本憲吉、浜田庄司等の後押しで、娘の乾女さんが行われたという。

乾女さんは、晩年を北鎌倉で過ごし、96歳で亡くなられたそうです。

頂いた香合、大切にします。

2015_12_21.jpg

今年も後、僅かとなり、あせっています。
今は、来年1月5日から米子高島屋で始まる、「第9回薔薇ばら展」に向けての作品創りです。

メッセージ ありがとうございます

Posted by 安部朱美 on   0 comments   0 trackback

メッセージをいただき 有り難うございました。
その度の返信はできませんが、
頂いたメッセージは大きな励みとなり、制作のモチベーションとなっています。

京都で観てくださった 鈍足親父さん
常設展示には、「昭和の家族」の約半分を展示しています。
また、入れ替えもしていきますし、新作もありますので、ぜひ、北鎌倉古民家ミュージアムにいらしてください。

Nさん、
確かに村上和雄先生の「命の暗号」「サムシング・グレートの導き」などは愛読し、生き方の大きなヒントをいただきました。

人生が変わるような出会いの中で、  人ばかりではなく、物、本というのも ありますよね。

まさに「サムシング・グレートの導き」は、そういう本でした。