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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

葉祥明さん ギャラリートーク

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10月6日、絵本作家 葉祥明さんのギャラリートークに行ってきました。
今、安来市加納美術館で「葉祥明 原画展~平和への祈り」が開催されています。

葉さんは、1973年デビュー以来、約230冊の絵本を出版され、
その大きな柱の一つに「平和」への思いがあります。
北鎌倉に「葉祥明美術館」があり、私の人形常設展をして頂いた北鎌倉古民家ミュージアムは
その近くにあったので、訪れたことがありました。

葉祥明美術館の館長 堀内さんも、ご一緒に加納美術館に来られ、声をかけていただき、
覚えていて下さったことに感激!
ギャラリートークには沢山の人・・・さすがです。サイン会にも長い列ができました。

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美術館の計らいで、レストラン「やまさや」でおいしい昼食をご一緒にさせていただき、
また、その後には素敵なお茶室でお抹茶をいただきました。
それも、人間国宝の清水卯一、金城次郎、金重陶陽の立派なお茶碗で・・・ 感激!

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平和の集い

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加納美術館で約2ケ月に渡っての人形展「明日へのまなざし」が終わりました。
後半になるにつれ、連日、たくさんの方が入館されて、
9月15日ギャラリートークの日は、当美術館では最高の300人を超えたとか・・・。
お越しいただいた方、美術館職員の方々、本当にありがとうございました。

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最終日には、フィリピンに同行した広島市立大学広島平和研究所の
永井均教授が来られたのでご案内しました。

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山あいにある美術館で、最初は遠方に感じていたのに通い慣れるにつれ、近道も覚え、
随分と近くに感じるようになったのは、それだけご縁も深くなってきたということでしょうか。

中には、せっかく姫路から訪れたのに、ちょうど休館日で残念とSNSに載っていたという話も聞きました。
他にもそういう方がいらっしゃったかもしれません。わざわざ来て下さったのに申し訳ありません。
本当にありがとうございました。

9月21日 第5回安来市平和のつどいが、加納美術館のある布部であり、行ってきました。
演劇 加納莞蕾物語「奇跡の邂逅」では、その平和思想はどのように生まれてきたのか、
莞蕾さんの少年時代に光を当てた物語でした。
広島から採火した「平和の灯」を美術館の隣にあるグランドゴルフ場に2500ケの
灯籠を並べ、灯す筈だったのに、あいにく、台風の影響で雨になり、体育館でとなった。

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こうして、平和のつどいに毎年参加する小中学生には、
自然と平和意識が身についていくだろうと思った。これがもっと広がっていけば・・・。
嬉しいことに、フィリピン・マニラの日本人学校でお会いした 尾形校長先生が、
3年の任期が終わり山梨県に帰られたそうで、この度、奥様と来られて再会しました。
マニラの日本人学校からも、灯籠が届いていました。

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二十四の瞳映画村からお客さま

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加納美術館での「安部朱美ふたたび~明日へのまなざし」展も後、3日となりました。
有難いことに、連日たくさんの方にご来館いただいているようです。

先々日は、鎌倉から知人が来て下さり、
そして昨日は、小豆島の「二十四の瞳映画村」から専務理事の方と、お二人お越しいただきました。
以前よりご連絡いただいていたので待っていたら、
団体のお客さまも数組いらっしゃって、即興でミニギャラリートークになりました。
以前、観られた方がお仲間を誘って3回目のご来館ということで、うれしい限りです。

小豆島からは、約6時間かけて来てくださったそうで・・・。
ご案内しながら、じっくり観ていただいた。

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今年、2019年が映画「二十四の瞳」公開65周年記念、
壷井栄生誕120年記念の年
に当たり、
新しく「二十四の瞳」をドラマ化されることになったそうです。

そして、来年4月~5月に映画村にあるギャラリーで、
人形展を開催することになりました。

萬壽寺を訪ねて

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加納美術館に展示している「坐禅」人形から また、ご縁が繋がった。
ギャラリートークの後に「円覚寺から松江市のお寺さんに帰ってこられた方がいますよ」
別の知人からも「円覚寺で修業された友人のムスコさんが、2年前に松江の萬壽寺の住職になられた」と
そう言えば、円覚寺の管長さんが、昨年、伺った折に「去年、松江に行きましたよ、
大根島にも案内してもらった」とおっしゃってた。

「坐禅」人形を作るときに、円覚寺から送っていただいた
写真メールのモデルになって下さった方は、松江出身ということだった。

そうだ ~お会いしてみよう~

石橋を叩き過ぎて渡れなかった者が、閃いたら行動する人に、いつの間にか変わっていた。
萬壽寺は、松江城下奥谷に1600年に建立された由緒あるお寺でした。

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古賀さんは、もともとお寺出身の方ではなく、高校時代に出家しようと決心され、
調べた結果 横田南嶺管長が一番尊敬できる方ということで、円覚寺に修業に入られたそうで、
萬壽寺での晋山式に、師匠である横田館長をお招きされたということでした。

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松江からは3人の方が円覚寺で修業されたということで、写真メールのモデルは、他の方でした。
京都 清水寺から、8月4日に 円覚寺管長が「うら盆法話」をされた
DVDを送っていただきました。感謝です。

8月25日、加納美術館隣の交流センターで講演会をしました。
いくら回数を重ねても、その度にどう組み立てて 何を話そうと、
考えあぐね、直前までドキドキしています。
100人位の方が来て下さり、時には「ヘェー」などと相づちを打ってくださる
方もあって、何とか1時間半を乗り切りました。

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暑い日差しの中、来館された九州からのご夫婦が「人形が、素晴らしかったですね、
何か人形たちから訴えられているものを感じましたよ。
不思議なほどの感動でした、ほんとに来てよかった。」
(8月28日の朝日新聞(島根版)に載った加納佳世子(名誉館長)さんの文章から・・)
遠方からのお客さまも増えているようです。

「坐禅」から、またご縁が繋がった

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「坐禅」人形が、また、ご縁を結んでくれました。

今、安来市加納美術館で「安部朱美ふたたび~明日へのまなざし」を開催中ですが、
これをご覧になった 山形県酒田市の寺院、ご住職からご丁寧なお便りを頂戴しました。
境港市内のお寺さんに、お盆法話に来られた時、
たまたま、新聞に掲載されていた人形展のことをご覧になり
(それも「坐禅」の写真が載っていた)境港のお寺さんと、ご一緒に加納美術館に
いらっしゃったということでした。

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「鑑真和上」像、制作依頼の件でした。

唐招提寺の鑑真和上像の資料や、鑑真和上が作り方を伝えたというお袈裟(糞掃衣)を、
地元のおばちゃんにも手伝って頂き、5年かけて完成されたという写真も同封してありました。
鑑真和上座像もすっかり色褪せていて分からないけど、そのお袈裟を纏っていらっしゃるそうだ。

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エッ、私が鑑真和上像を?・・・とんでもない。
そんな、おこがましいことは・・・。
何回もお手紙や写真を見ているうちに、とにかく電話してみようと思い立った。

気が付くと、40分以上話していた。
そして、話しながら作業机の斜め前に貼ってある写真に釘付けになった。
何と、鑑真和上の写真でした。

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そうとも思わず、何気なく数枚の仏像の写真を重ねた一番上に 鑑真和上・・・。
自分がやったことなのに、それまで意識していなかった。
酒田市のご住職に、このことは話さなかったけど、これはやっぱりご縁かも・・・。

そして、「来年になってから 取りかかってみます。」と、返事をしていました。