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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
          ―― 安部朱美

「坐禅」から、またご縁が繋がった

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「坐禅」人形が、また、ご縁を結んでくれました。

今、安来市加納美術館で「安部朱美ふたたび~明日へのまなざし」を開催中ですが、
これをご覧になった 山形県酒田市の寺院、ご住職からご丁寧なお便りを頂戴しました。
境港市内のお寺さんに、お盆法話に来られた時、
たまたま、新聞に掲載されていた人形展のことをご覧になり
(それも「坐禅」の写真が載っていた)境港のお寺さんと、ご一緒に加納美術館に
いらっしゃったということでした。

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「鑑真和上」像、制作依頼の件でした。

唐招提寺の鑑真和上像の資料や、鑑真和上が作り方を伝えたというお袈裟(糞掃衣)を、
地元のおばちゃんにも手伝って頂き、5年かけて完成されたという写真も同封してありました。
鑑真和上座像もすっかり色褪せていて分からないけど、そのお袈裟を纏っていらっしゃるそうだ。

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エッ、私が鑑真和上像を?・・・とんでもない。
そんな、おこがましいことは・・・。
何回もお手紙や写真を見ているうちに、とにかく電話してみようと思い立った。

気が付くと、40分以上話していた。
そして、話しながら作業机の斜め前に貼ってある写真に釘付けになった。
何と、鑑真和上の写真でした。

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そうとも思わず、何気なく数枚の仏像の写真を重ねた一番上に 鑑真和上・・・。
自分がやったことなのに、それまで意識していなかった。
酒田市のご住職に、このことは話さなかったけど、これはやっぱりご縁かも・・・。

そして、「来年になってから 取りかかってみます。」と、返事をしていました。

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ゲストに ひょっとこ三兄弟

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8月4日、安来市加納美術館でギャラリートークをしたのですが、
可愛いゲストが来てくれました。
あの「三兄弟ひょっとこ踊り」のご家族が来てくださって、トークの前後踊ってもらいました。

始めて会った時、「アッ! ふくちゃんでしょ」「この子が とくちゃん!」
「そして、お兄ちゃんが こうちゃん」と呼びかけたら、一緒にいらした、お母さん、
おばあちゃんが「そうですよ、よく分かりましたね。保育園でも間違えられるんですよ。」

数枚の写真や動画を見ながら「かわいい!」と顔がほころびながらも、苦心して作った三兄弟です。

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4才の双子ちゃんは、よく似てるけど、何となく二人の特徴が見分けられた。
牛乳パックで作った獅子頭の獅子舞姿で4人が登場、拍手喝采、
そして、ひょっとこ踊りからドジョウすくい、双子ちゃんは寝ころんでドジョウ役です。

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さすが、8才のお兄ちゃんは上手、最後にお父さんの得意技の 南京玉すだれ、

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気分が乗らないと踊らないという ふくちゃんも、とくちゃんも調子よく踊ってくれました。
後で、人形の前で ‟はい、ポーズ” スマホやカメラで撮影タイムです。

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「親子演芸は親子のコミュニケーション、子育ての一環です」と 三兄弟のお父さん。

「安部朱美ふたたび~明日へのまなざし」展

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7月20日、安来市加納美術館で「安部朱美ふたたび~明日へのまなざし」展
のオープニングセレモニーがあり、あいにくの雨だったけど、多くの方が来て下さった。

第1章 家族の四季

第2章 明日へのまなざしー白の世界ー

第3章 こどものくに

第4章 私の思い出

の4章構成で 80テーマ、約400点を展示したのですが、
何といっても演出、照明が素晴らしく、スタッフの方たち、神館長に感謝です。
今までの集大成とも言える展示となりました。

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前回、3年前に人形展をさせて頂いた時に、
初めて 莞蕾さんとキリノ元大統領(フィリピン)のことを知り、
別館の莞蕾さんの部屋で、まず、目に飛び込んできたのが
莞蕾さんが書かれた「愛」という大きな書、その横には「莞蕾の願い」の文章があり、
それを目にした時、不思議な感動を感じました。

私は12年前に大きな転機があり、昭和の人形を作ることになりました。
イメージが次々に沸いて形になっていき、それもプレッシャーを感じることなく・・・
そして、どうして今、昭和なのか・・・

不思議なご縁もたくさん頂いて、それが繋がってきたこと
「昭和の家族~絆」の人形展を全国各地で観て下さった方たちからの反響など
そういったことから感じていたことが、そこで、なぜかリンクしたのです。

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「祈り」のおばあさん人形を「愛」の前にそっと置きました。
そして、この度も「愛」に向かっておばあさんは、手を合わせています。

円覚寺と加納美術館が繋がった

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円覚寺と加納美術館が繋がった、鎌倉の円覚寺から「坐禅」人形8体を
安来市加納美術館の特別展にお借りすることになりました。
まるで導かれるように絶妙なタイミングでいろいろな歯車(縁)が
かみ合って制作、円覚寺に奉納することになった「坐禅」です。

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管長、横田南嶺老師が、戦後、妻子4人を殺されているのに日本戦犯釈放を
決断したフィリピンのキリノ元大統領と、その決断に関与し世界平和希求運動
をした加納莞蕾に深く関心を示してくださり、実現しました。

私にとって不思議なご縁で繋がった円覚寺、そして、加納美術館もそうです。
その円覚寺と加納美術館が繋がった!

また、清水寺(京都)から「8月4日に円覚寺の管長が、清水寺で法話されますよ、
横田館長とは親しくされているんでしょ」と電話をいただいた。
それは是非とも行かなくちゃ、とカレンダーを見たら残念、
加納美術館でギャラリートークの日でした。せっかく、お電話まで頂いたのに・・・。

今まで、いろいろと不思議なご縁と思っていたことが、
なにか、大きな円(縁)に繋がってきそうな予感・・・!?

《安部朱美ふたたび~明日へのまなざし》展

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安来市加納美術館で、7月20日から始まる 
特別展《安部朱美ふたたび~明日へのまなざし》展に向けて、
神館長と展示の仕方など、打ち合わせも進んでいます。

これまでにない、面白い展示になりそう・・・。
ただ、現在、制作中の「ひっとこ三兄弟」に苦戦しています。
頂戴した写真の、幼い双子ちゃんのいろいろな表情を見ながら
「かわいい!」と、思わず顔はほころぶんですが、「あァ、ダメだ」
また、この度もギリギリまで悪戦苦闘しそうです。

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