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人形作家 安部朱美 Blog ~ 風のささやき

人形作家 安部朱美のオフィシャルブログです。人形のこと、企画展のこと、そしてささやかな日々の出来事を気まぐれに綴っています。

Message

人形創りはいつの頃からか、自分の内面を探る作業ではないかと思うようになりました。 語り過ぎず、創り過ぎず、余白を作っておきたい。 観て下さる方、それぞれの想いを重ねてもらって人形が完成すると思うから。
           安部朱美

「キナルなんぶ」で展示替え

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南部町の「キナルなんぶ」で 一部展示替えをしました。

「流しびな」
鳥取市用瀬町に伝わる春の風物詩
さん俵に一対の紙びな、お供え、一輪の花を添えて川に流す、
古くから伝えられてきた 雅やかな風習
やわらかな春の日差しを感じさせる 淡い色合いの和紙で仕上げました。

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 ( 流しびな )

「駄菓子屋」
駄菓子や玩具を商いし、子どもたちの集会場であり楽園でもあった
買ったばかりのお菓子を その場で口に入れる 楽しさといったら・・
米子に一軒だけ残る岡本一銭屋を取材、その前で人形の写真も撮らせて頂いた。

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 ( 駄菓子屋 )

図書コーナーも、一ケ所替えて 「しょうぎ」「ギッコンバッタン」

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 ( しょうぎ )

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 ( ギッコンバッタン )

沖縄に送った「家族・祈り」は
光明寺 琉球識名院 琉球御廟の本堂に置かれたと聞いています。
4月末に沖縄に行き、ご案内いただく予定です。

今は、ご縁ある京都 宝鏡寺門跡で、2007年 大賞を頂いた
「母ちゃんよんで」の小型版を制作中です。
当時より 技術的には向上している筈なのに、同じものを作るのは難しく
四苦八苦しています。

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きっかけは ブログのメッセージから

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千葉県在住の86歳 元大手の商社マンだった方から、9月上旬、一通の手紙が届いた。

  様々な原因で人が追い詰められたとき、
  その緊張をほぐす役のできるオモチャ、人形を探していた。
  自分は貿易屋なので、世界中を探せばなんとか集められるだろうと動いたけど、
  希望通りの物を得るのは不可能だった。
  創作人形の世界もいろいろと探したけど期待外れ。


そんなある日、インターネット上で 安部朱美のブログと出会い、
驚いて作品集を取り寄せられ、ブログ上にメールをいただいた。
昭和館などにも人形を見に行って下さったそうで・・・

  そして、コロナが一段落したら 人形たちにゆっくり合いに行きます。
  米子の海も見たい、私はとにかく海が好きです。


そういう形で、私の人形に目を止めて下さったことは嬉しかった。

その一ヶ月後、電話があり米子にお二人がいらっしゃった。
お一方は鎌倉在住で島根県出身、元大手ゼネコン勤務だった方
人形が常設されてる山陰歴史館、皆生OUランド、米子市観光センター、
キナルなんぶ にご案内し、我家に来ていただいた。

車中や食事の時、駐在されていた中国や北朝鮮のお話などを、大変興味深くお聴きした。

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( キナルなんぶ(南部町) )

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( 加納美術館(安来市) )

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( 皆生OUランド(米子市) )

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( 米子観光センター(米子市) )

「今年元旦にNHKの番組で、米子城跡は《絶景最強の城》に選ばれたんですよ」と何気なく言ったら、

「妻方に"荒尾”という親戚がありますよ」と島根県出身の方、
エッー! そういえば 米子城主で荒尾姓は聴いたことがある…

後日、米子城主のことを確かめようと
「米子の歴史」「鳥取藩池田家の殿様」などの本に目を通していくうちに

 ~目からうろこ(鱗)~

荒尾氏をきっかけにして急に視野が開け、今まで知らなかった身近な歴史が、実態が、
分かってきたような気がする。
岡山から鳥取へ
お国替えとなった池田光仲公(3才)の筆頭家老 荒尾氏が藩政の中心となり切盛りした。
そして米子城主を預かった。

そういえば、池田光仲公が始めたといわれる「麒麟獅子舞」を30年前に作ったことがある…

わざわざ米子に来られ、はじめてお会いしたお二人のお陰で 
72才にして また又 新鮮な学びをさせて頂いた。

「キナルなんぶ」人形展示替え

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南部町にある「キナルなんぶ」の人形展示替えに行ってきました。

「もちつき」を「家族~命繋いで」に、
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( 家族~命繋いで )

この人形は以前、千葉県浦安にあるホテル「舞浜ユーラシア」に展示していた。
白っぽい和紙仕上げの作品で、髪には和紙をこよりにしたものを使っています。

同様の和紙仕上げ「新しい命 誕生」を「カミナリおやじ」に、
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( カミナリおやじ )

「唄声は浜辺に響いて」を同じ二四の瞳から「記念写真」に、
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( 記念写真 )

「こたつでカルタ」に替えて「牧 歌」を
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( 牧歌 )

図書館周辺には「雨だ!」「兄 妹」「風の唄が聴こえる」など
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( 雨だ! 兄妹 )

持ち帰ったものは、石谷家の「繋がり」展に出します。

80テーマ、約250体を、石谷家の何処に、どの様に展示するのか、
展示準備は2日間だからイメージがしっかり出来ていないと、間に合わないと焦ってしまう。

照明の代わりに?、雰囲気づくりにとランプを作っていたら、何か、面白く夢中になり過ぎて
悪戦苦闘、それを見た息子が一言「何処に向かおうとしてるのか、わからん?」
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( 灯り )

キナルなんぶの常設展示を展示替え

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南部町に 今年5月にできた複合施設〈キナルなんぶ〉ふれあい館の常設展示を、
この度、一部展示替えしました。

「女性三代・機の音」を「もちつき」に、
「かあちゃん 読んで」「おうまさん」を「新しい家族誕生」に、
そして 図書館コーナーの「生きるーいのち」を「ばあちゃん三人寄れば」に展示替えしました。

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来年、令和4年4月28日から7月3日まで 
鳥取県智頭町 国指定重要文化財〔石谷家住宅〕で人形展をすることになりましたので、
今度は、4月に展示替えをする予定です。

「キナル なんぶ」で常設展示

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私の出身地 南部町にできた複合施設「キナル なんぶ」で5月1日、
オープニングセレモニーの後、1時間の講演をしました。

"来なる” "気になる場所” の願いを込めて「キナル なんぶ」だそうです。

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図書館や公民館機能を備えた、多目的ルームや共有ワークスペースもあり、
生涯学習や交流拠点として活用できます。

なんぶふれあい館には、郷土資料や国の天然記念物のサンショウ魚も飼育されていて、
中学生も手伝って作った法勝寺電車のジオラマもあり、実際に動いています。

私の人形の常設展示場もできていて、図書館コーナーに7テーマ、

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ふれあい館コーナーに6テーマを展示しています。

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この南部町の 豊かな自然や人情に恵まれて、幸わせな
こども時代を過ごしたということが、
こうして人形を創っている基盤となっています。

「いつまでも待っています」と言って下さった 酒田市の光傳寺さんのお言葉に
つい甘えてしまって、
後一歩で完成の「鑑真和上」を目の前に置きながら、今月26日から
米子高島屋である「山陰の匠展」
の妖精シリーズを、・・・ここまでやって鑑真和上を仕上げてしまおう・・・ と思いながら、
つい つい キリなく 手を動かし続けています。